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09.06.08 ロイ&ジャリール&フレディ&TOKU

梅雨に入ったのか入ってないのか
その宣言の情報を得てないので知らないのですが
雨空が少し増えてきた気がする6月最初の週は
新宿と吉祥寺、日本ジャズの濃い伝統を有する中央線沿いでのライブでした。

久方ぶりに出演させていただいた新宿『J』での“タモリ・プロデュースLIVE”では
残念ながら同門かつジャズ・サークルの大先輩である
プロデューサーの来訪はありませんでしたが
長年お世話になっている店主バードマン幸田さんや
初対面初共演の藤原清登さん(b)にお会い出来たのと
ベテラン&新人入り乱れてのセッションに学ぶ所あり、いい夜だったなと。

音も人もぎゅっと濃縮になる感じがする吉祥寺『Strings』での“Swingroove”は
菱山正太(p)&小泉“p”克人(b)のgroovyかつnew artなセンスが
ますます大きく展開するようになってきて
それに寄り添いながら発揮される大槻カルタ氏のモダンなセンスも相まって
また違うバンドのような新たなベクトルの可能性を見出してきて嬉しい。
雨空で足下のお悪い中、LIVEに来て下さった皆さん、どうもありがとうございます。

09.06.08 ロイ&ジャリール&フレディ&TOKU_e0038558_21174570.jpg新宿と吉祥寺のLIVEの間の木曜日、
『ブルーノート東京』に行こうと思った二つの理由は
●御年84歳のロイ・ヘインズ(ds)のワザを体感したかった。
●ジャリール・ショウ(as)を生で聴いてみたかった。で、
ジャリールはNYCシーンで注目の若手アルト・サックス奏者。
ケニー・ギャレット以降の世代で、
マイロン・ウォルデン、ライリー・バンディと並ぶ
いま個人的に好きなNYCアルト三人衆のうちの一人。
代役でピアノに小曽根真さん(p)が加わってのLIVEは
スタンダード曲のみでありながら世界トップレベルの
ハンパないクォリティで詰めかけた聴衆を圧倒。
シンプルなものを極めた凄さを痛感しました。
ロイ・ヘインズのドラミングには、不必要なものは何も無い。
誰も真似出来ないし、真似することに意味もない、
まさにチャーリー・パーカー(as)からパット・メセニー(g)まで、
進化するジャズの流れの中心に居続けた生き証人ならではの、神業。

09.06.08 ロイ&ジャリール&フレディ&TOKU_e0038558_20185299.jpgLIVE後に、バークリー時代のジャリールの友達
熊谷ヤスマサ君(p)と有坂美香さん(vo)、ジャリール、
TOKU(vo,flh)と僕がハングアウトしてBody&Soulに行くと、
そこには丸の内『Cotton Club』での出演を終えて
遊びに来ていたフレディ・コール(vo,p)が!!
伝説のナット・キング・コール(vo)の実弟で御年78歳。
フレディさんのバンドのギタリスト&ドラマーや
Tommy Campbell(ds)高瀬裕(b)さんも加わって
Jam Sessionが始まると、しばらく聴いていた
フレディさんもゆっくりとステージに向かい、参戦。
『My One and Only Love』での、
宝物のように両手のひらで歌を愛するようなボーカルや
『Chet Baker Sings』での僕の愛聴曲『It's Always You』の
ピアノ・プレイは珠玉の音像で店内の空気を塗り替え、
どうしたらここまで優しい顔になるのだろう?と
理解のレベルを超越しているその暖かい微笑は
深夜という闇の冷たさを貴いものに変える暖炉のようでもあり
この上なく贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

その後はTOKU&熊ちゃんと三人で、いい気持ちのまま深夜ゴハン。
2000年のデビュー前から何度となく過ごしてきたTOKUとのこういう時間は
何年経っても変わらないものだなと、また嬉しくもあったり。
今月はTOKUと久しぶりに演奏する日が二日もあるから、とても楽しみだな。

今週末は関内『KAMOME』と御茶の水『Naru』での“Swingroove”2days。
レギュラー村井秀清(p)氏・大槻カルタ氏に加え、
心の兄貴、坂本竜太(b)氏と、10年来の盟友、高瀬裕(b)氏を迎えてお送りしますので、
皆さんよろしかったらぜひ。

(追記)【TOP】と【PHOTO】が変わりました。自動で変わらない場合は『更新』クリックお試しください。
by ken_ota | 2009-06-08 17:43
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