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09.09.11 『世界陸上』みたいな夜

09.09.11 『世界陸上』みたいな夜_e0038558_108125.jpg夏の暑さもだいぶ落ち着いて
秋の匂いがし始めてきましたが
先週末の夜は個人的にこの上ないくらい熱くて
といってもそれはまた音楽の話で
こちらの気持ちが否応無しに熱くなるほど
凄い演奏をする人達を一晩でこんなに目の当たりにすれば
それはもう汗もかくといいますか
でも、気持ちのいいピュアな汗が出た気がして爽快でした。

銀座『Swing』で久しぶりに平賀マリカさん(vo)とのライブ。
リズムセクションは今週末の掛川でもご一緒させてもらう
“Swingmaster”大隅寿男さん(ds)や、
安井さちこさん(p)生沼邦夫さん(b)で
1stセットが終わった頃、いま来日している
マンハッタン・ジャズ・クインテットのチャーネット・モフェット(b:写真)と
フランスの若手ピアニスト、トーマス・エンコ(p)のトリオが来訪。
やあやあやあと挨拶したら
当然2ndセットには飛び入りで一緒に演奏。
初対面でも、打ち合わせやリハが無くても一緒に演奏出来る、
ああジャズっていいなあと思いつつ
言葉を交わすよりも前に、まず『音』で相手の人間性や、
お互いに対する態度を知ってしまうこの音楽ゆえ
自分の『音』が、相手の記憶に残る自分の印象で
それは社交辞令のような慣習的オブラートの無い本音での直接対話だから、
そこで話す『音』の中身に自分の全てを懸けていなければ、
そこから先の深いつきあいはきっと始まらない。
厳しい反面、そういう対話が出来る世界に
居ることを嬉しく思いました。
トーマス・エンコの若さに身を任せた音楽的探究も
チャーネット・モフェットの実力と経験がカタチとなって
人のココロを根こそぎつかんでゆく深いグルーヴも、とても素晴らしかったなあ。

ちょっとした新たな交流体験に俄然やる気みなぎって
高田馬場『CafeCottonClub』に移動。
深夜Jam Sessionに行ってみると
当夜のホストメンバーJacob Koller(p)はこれまた初対面。
そこへ盟友TOKU(vo,flh)が、
渡辺貞夫(as)さんのライブのために来日している
ジェラルド・クレイトン(p)とベン・ウィリアムス(b)を連れて来店。
この二人がまた、強烈に素晴らしかった。
揺らぐことのない確かな技術もさることながら
その圧倒的なのにクールな音楽的センスに脱帽。
TOKUクン曰く『ジャズの歴史といまが聴こえる。』 まさにその通り。
そこに集った日本在住サックス吹きで
以前、六本木『alfie』で僕のライブを聴いてくれた
サイモン・コスグローブ(as,p)のプレイも素晴らしかった。
素晴らしいアルト吹きなのに、仕事で弾いてるというピアノの腕前も見事。
努力に限界は無いのだということを、彼らの『音』に
教えられた気がしました。こういう時間って不思議と全然疲れないんだなあ。

さて今週末は最近、音楽的にとても気に入っている
サックス〜ギターQuartetで9/12(土)に関内『KAMOME』へ出演します。
渡米して得たものが良いカタチで音に出ている絶好調の吉田サトシ(g)君と
大隅寿男(ds)トリオでハクエイ君とともに活躍する10年来の仲間、生沼邦夫さん(b)と
僕のバンドに無くてはならない大槻カルタ英宣(ds)でのライブです。

そして9/13(日)は静岡・掛川で1年ぶりに『掛川ジャズ・フェスティバル』に出演。

来週末はゴールデンならぬ、シルバー・ウィーク?と言う連休らしいですが
9/19・20(土・日)は御茶の水『Naru』太田剣2daysです。
土曜は僕やジャズメンのオリジナル曲を中心に
日曜はジャズ・スタンダードを斬新に、演奏します。
菱山正太/熊谷ヤスマサ(p)小泉“P”克人/川村竜(b)という
これからのジャズを担う素晴らしい若手と新たな音世界を見る2日間。楽しみです。
連休の9/22(火・祝)には再び吉田サトシ君とギター・カルテットで本厚木『Cabin』に出演。

というわけで、9月も目一杯頑張りたいと思います。
また、ライブでお逢いしましょう。

ps.10月【LIVE】スケジュールUPしました。
  ※ヨコハマJAZZプロムナードの部分は時間毎の出演スケジュールになっております。
by ken_ota | 2009-09-11 11:04
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