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06.01.12 伝説のGreg Calbi

06.01.12 伝説のGreg Calbi_e0038558_1492620.jpgNYC到着の翌日、今回の渡米の第一目的であるCDのMasteringに臨みました。今回の僕のCDには我ながらビックリするような各分野の『巨匠』が携わってくれていまして、それについてはおいおいお伝えしたいのですが、今回Masteringしてくれたこの人について書かない訳にはいかないので、まずご紹介。

Greg Calbi。この方はManhattanにあるSterling SoundというMastering専門スタジオのエンジニアで、現在Jazzをはじめ様々な音楽のトップミュージシャンのCD制作に関わるプロ中のプロ。Joshua Redman,Kenny Garrett,Branford Marsalis,John Scofieldなどなど、僕の大好きなミュージシャンのCDを一手に手掛ける凄い人です。
スタジオに入って、その規模の大きさに目が点。全米No1ヒットものを支える設備はハンパじゃない。うわー…と、しばし圧倒されました。
そんな僕らの前に登場したMr.Greg Calbiは偉業をおごらぬ気さくな方。ニコヤカに自分のMastering Roomに招き入れてくれてMasteringの始まり始まり。
いやー、物凄い『音』へのこだわり! sax吹きである僕がsaxの音にこだわるのは当たり前ですが、Gregさん、現代Jazz saxの音の風潮とか指向性とか、熟知してるんです。まあ、その源流/本流をミュージシャンと一緒に創っていて、それを僕や多くの人が聞いてカッコイイ!と思ってる訳だから、当然と言えば当然なんだけれど。
それにしても『自分はコレがイイと思う』という判断基準がはっきりしていて、それが『そうそう!』と共感出来るものだから凄い。世界最高峰のJazzミュージシャン達から信頼されるワケです。

Masteringは順調に進み、僕のCDの音は、とても大好きな感触に仕上がりました。
GregさんはCDの内容を気に入ってくれたようで『サンプルCDが出来たら送ってくれ。BlueNoteやVillage Vanguard等のJazzClubに推薦するよ。』と言ってくれました。
最高のJazzを支える最高のエンジニアのこの言葉は、この上ない喜び。これからも一生懸命、いい音楽の創造に励んでゆこう。

Mr.Greg Calbiの部屋の壁に飾ってあった一通の古い手紙。
その手紙の最後に、こう書いてありました。

『オレはお前の耳を信用しているから、音のコトは全て任せるよ、Greg。 - John Lennon』
by ken_ota | 2006-01-12 23:58
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