そう言ったのは僕の友達。松永誠一郎(writer/producer etc.)。 そう。カッコイイなーと思うミュージシャンは皆、それがあるんだよな。モダニズム。
最近よくアナログ盤(LP )を家で聴きます。1950〜60年代のJazz。イイ音なんですアナログ盤。カッコイイんです昔のJazz。うわ〜、とイイ気持ちになってく自分。こんな風に演奏できたら… と、思いそうになったところで、別の人格登場。僕は双子座(笑)。 これがカッコイイのは、これを録音した人達がその時、一番カッコイイことしてやろうとしてたから。ですよね。まだ世の中に無い『何か』。聴く人が心奪われるような『新しい音楽』を創ろうとしてたから。きっとそうです。だから今、2005年を生きる僕が1950年頃の音楽みたいに演奏しようとしても、それは何か違うんじゃないか。違いますね、やっぱり。50年は短くない。いろいろな人が生まれて、いろいろなコトがあって、音楽も変わって。そして今は2005年。 今、音楽やってる理由は、今、創りたいものがあるから。聴いて聴いて聴いて、たくさん吸収した過去の素晴らしい音楽は僕の中で違うカタチに変化して、新しい別の音楽となって外へ。いま生きてる人の耳へ。 いまを生きるミュージシャンがたくさんいて『今の音楽』がどんどん生まれてくる。それを聴いた子供が大人になって、また新しい音楽を生み出して。その繰り返し。そうやってより良いものが生まれてゆきます。 だからモダニズム。『今ココ』を感じさせるテイストが音楽に出るのは当たり前で、過去の焼き直しでないイマドキさ、を感じる音楽が好きです。カッコイイと思う。僕もそーゆー『モダニズム』溢れる音楽を演奏してゆきたいな。そういう意味で今晩、一緒に演奏したクリヤさん上村信さん大槻 Kalta(さん:笑)は3人ともモダニズム溢れるミュージシャンだなあ、と思いました。新しいモノを世に出したいエネルギー、みたいなものスゴく感じて嬉しかったな。 今でなければならないってコトはないかもしれないけれど、今だからこそやれるコトはきちんとやり通していきたい。 それが僕の『モダニズム』。
by ken_ota
| 2005-05-28 18:41
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