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09.01.15 逆説的OUTPUTの魅力

09.01.15 逆説的OUTPUTの魅力_e0038558_2335852.jpg先週参加したものを順番に書いてみると…
・Music of SFKUaNK!!
・DUO w/大槻KALTA(ds)
・牧野竜太郎(vo)LIVE w/平戸祐介(Quasimode)
・Vertical-Engine
・大坂昌彦(ds)JamSession

…と、5つのGIGは五者五様で
新年早々自分の音楽的スタンスを振り返るというより
各々の現場の音像と音楽的シチュエーションとのせめぎ合いの中で
常にベストコンディションの音で居ながら
気持ちとしては限りなくフリーなスタンスで瞬間創造に懸ける
そういう強靭な精神と技術を自分に定着させるためかのような
ありがたくも挑戦し甲斐のあるライブで
新春のおめでたい雰囲気の中にも
個人的には寒中水泳に臨むような気概をもって吹いていた感じ。でした。

いろいろなものをひとつの表現でひっくるめて言うのは
微妙な差異に感じる印象の個人差から語弊が生ずるかもしれず
あまりいいやり方ではないかもしれませんが、例えば

ドストエフスキーよりも表面的には明るいニコライ・ゴーゴリ作品の
哀しみや憂いに満ちたアイロニカルな主張とか

カレー食後の珈琲飴の美味しさとか

キツネの嫁入り=晴れた空から降る雨とか

Mr.Childrenというバンド名とか

逆説的なものがあわさったOUTPUTに
なにか普遍的なものを感じて好んできたことは
きっと自分を表す指針のひとつで
そういうような音が好きなんだと
今年に入ってから特に強く思うようになりまして
それがどういう音か、ということは
サックスで表現しようと思います。ミュージシャンらしく。
楽器の調整もしてきたし
明日はもっと理想に近づけるかもしれないな。

OUTPUTを完成させるのはイメージと技術。
どちらが欠けても成り立たない
やはりココロとカラダのバランスは大切ですね。

だからバランス良く
どちらも無茶してみなければ。
踏み込んでない場所に踏み込むためには
創った自分を打ち破る無茶が必要だと
いろいろな人の姿や作品に教えられたので
それを実行する2009年にしようかと。いや、必ずします。

明日は2009年・初“Swingroove”@alfie六本木。
ご期待ください♪
by ken_ota | 2009-01-15 03:18
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