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07.02.26 まだ見ぬ何かを創る時間
e0038558_3491435.jpg金曜日と日曜日に、僕の2つのBANDのLIVEがありました。
(金)“ORGANIC”@【alfie】
(日)“Swingroove”@【Naru】

各日、これまで演奏していなかった曲を新たに加えたりしつつ、
今まで、感じていたものとは異なる流れを意識しつつ、演奏していました。
●sax + ●organ ●electric bass ●drums
●sax + ●piano ●acoustic bass ●drums
…と、違う編成だということも、今回はより一層、強く感じていたことです。

その結果、2つのBAND、それぞれに思うサウンド指向の違いが、
くっきりはっきり出た2nights 2LIVEでした。
演奏する人も場所も、曲も音も、僕とカルタが居ることを除いては、全て違う。
それぞれのサウンドと各人のプレイが生み出す音楽。僕自身、もの凄くLIVEを楽しみました。
ただ今回は、両日を通じて僕の心にに一つの思いがあって、
全てをその意識に基づいて判断したり、イメージしていたんです。
それは『何を演るか、じゃなくて、何を創るか』。

演奏したい曲を演奏する、のは結果的に考えれば同じことなのかもしれないけれど、
ただ『演奏したい』っていう感情に基づいて演るんじゃなくて、
それを演ることで何が創れるか、何が残せるか、ってことかな?
心が動くような、楽しさや切なさや美しさ、そういう感動を目指すのは当然として、
その上でさらに、大勢の人と一緒に共有しているこの時間に、何を創って残すのか?
『楽しかった♪良かった♪』で終わらない何か。そういうものを、目指そうと思いました。

エリック・ドルフィーという偉大なアルトサックス奏者は、生前、こう語っています。
『あなたが音楽を聴いたその後で、音楽は空気の中に消え入ってしまい、それを二度ととらえることはできない』

CDとして残され、誰でも何度でも好きな時に聴くことの出来る音楽もありますが、
LIVEで、生で、人の手で演奏され、その時そこでのみ生み出される音は、その場限りのものです。
そのとても貴重な時間に、何を創るか。
演奏する僕らも、聴いてくれる皆さんも、誰もまだ聴いたことの無いような、
感動的な音の芸術を、その一瞬一瞬に刻みたい。
自分の心と、聴いてる人の心に、刻みたい。
そう考えたら、単純に『演りたいものを演る』という気持ちとは違う感情がそこにありました。
自分の力で、出来る限りの力で、何を創るか。

LIVEが出来ることがとても嬉しくて、一生懸命演奏していましたが、
今はさらに、一回一回のLIVEがとても貴重に思えてなりません。
僕が何を創るか。音楽を言葉にすることは出来ないので、LIVEで体感してもらえたら、と思います。
皆さんの心に残る何か、が創れたとしたら、それはミュージシャン冥利につきる、大きな喜び。
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3/10(土) “Swingroove”@御茶の水【Naru】
3/21(水/祝) “Swingroove”@六本木【alfie】
3/24(土) “ORGANIC”@関内【KAMOME】
3/29(木) “ORGANIC”@舞浜【IKSPIARI】
4/1 (日) “Swingroove”@横浜【MotionBlueYokohama】
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まだ見ぬ何かを創るLIVE、になると思います。心に、何かを残す時間。ぜひ♪
by ken_ota | 2007-02-26 03:49
07.02.19 一つ屋根の録音 on “Inter FM”
e0038558_213390.jpgレコーディングというと、最近はPCのソフト(ProToolsなど)を用いた編集自在の
やり方が主流になっていて、バンドメンバー全員が一度に演奏することなく、
ドラム→ベース→ギター/キーボード→ボーカル…なんていう風に別々に
録音したものを重ねる方法も数多く見られます。

Jazzの場合は、各楽器の奏者の一瞬一瞬のコール&レスポンス的反応プレイが
生み出す『Yeah!』が基本要素だったりするので、別々に録音して重ねてゆく
上述のやり方はあまり無いと思いますが、それでもレコーディングの際には、
各楽器が別々のブース(個室)に入って壁ガラス越しに他の人を見たりしながら
録音する場合が多いです。各楽器の音を別個に、別のチャンネルに録音していることで、
全員揃っていなくても小さな修正が利くわけです。まあ小さなミスがあったりするのも、
ある意味JAZZの醍醐味みたいなものだと思いますが(笑)。
しかし今日は、一部屋録音!!でした。

CD用のレコーディングでは無く、ラジオ番組用の演奏ですが、
メンバー全員一つ屋根の下状態。
誰も、個室に入ってない。全員が大きな縄跳びに入って跳んでいるようなもので、
誰かが縄に足を引っかけたら、はい、それまで。やりなおし。潔い録音でした。

John Coltraneの黄金のカルテット(Elvin Jones,McCoy Tyner他)のレコーディング風景を見ても、
やはり一部屋に全員。昔は皆、こうだったんだよなあ。
強い精神力と、完成度の高い技術を要する録音方法ですが、
これが当たり前だった時代のミュージシャンの演奏の完成度は、やはり凄いと感じます。
精神力も演奏の完成度も高い、偉大なミュージシャンだったわけです。

ラジオ放送用とはいえ、こういう録音方法で録音に臨むことができて、とても嬉しかった。
Jazzを愛して、演奏することに懸けている一人として、貴重な体験が出来て良かったです。

この演奏のもようはあさって(近っ!!)と来週、2週に渡って放送されます。
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【Inter FM】76.1MHz
http://www.interfm.co.jp/
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2/21(水)24:00-24:30     『Marica Club』
2/28(水)24:00-24:30       DJ&vocal:平賀マリカ guest:太田剣(sax)
                     三木成能(p)安田幸司(b)海野俊輔(ds)
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マリカさんのvocal曲に僕が参加したものや、
僕のsaxがメロディをとる1ホーン・カルテット曲もあります。
CD“Swingroove”未収録のオリジナル曲も演奏しました。

水曜夜はInter FM♪ ぜひ聴いて下さいねー!!
by ken_ota | 2007-02-20 02:01
07.02.11 アルト吹き meets アルト吹き
e0038558_14524999.jpgそれでは『アルト吹き meets アルト吹き』の一週間の報告です。
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(日)名古屋【StarEyes】で倉田大輔(ds)クンの2アルト・サックスLIVE。
   名古屋在住・横山功一(as)クンに会うのは久しぶり。楽しかった♪
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(月)同じメンバーでのLIVE2日目。いい感じのまとまり&盛り上がりでした。
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(火)昼:名古屋から戻って大隅寿男(ds)さんのCDのレコーディングに参加。
   近藤和彦(as)さんとの2アルトで2曲。僕の1ホーンで1曲。2アルトでの
   レコーディングは『ジャズ新鮮組』での石崎忍(as)クンとの1曲以来。
   緊張&燃えたなあ。近藤さんの音色が素晴らしかったです。

   夜:BlueNoteTokyoでKenny Garrett(as)のLIVEを見ました。
    彼のLIVEを見るのは久しぶりかも。圧巻のステージ&プレイに感動。
    この夜のLIVEリポートをJazzLife誌(3/14発売号)に書きます。
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(水)ワーナー・ミュージックにてKenny Garrett(as)と対談。彼はかなりの日本語通で、
   僕らが日本語で話している内容はほとんど理解出来ますが、この日は音楽のことなど熱く語っていたためか、
   終始早口の英語でした。僕が彼に会った最初の頃のことなども憶えていて、その記憶力の良さにびっくり。
   この対談のもようもJazzLife誌(3/14発売号)に掲載されます!!
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(木)銀座【Swing】で多田誠司(as)さん、近藤和彦(as)さんとの3アルトLIVE。
   3人ともマウスピースはSelmer(old)ですが、音もプレイも全然違う。
   二人の曲に対するアプローチや奏法など素晴らしくて、とてもいい刺激を受けました。
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…と、ここまで5日間、連日アルト吹きに会っていたわけです。
ちなみに昨日、おとついは、
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(金)六本木【Satindoll】で原朋直(tp)さんと岡淳(ts)との3管フロントのLIVE。
   あらためて、二人の先輩の上手さに舌を巻きました。ブラボー!!!!
   市川秀男(p)さんも素晴らしかった。あんな風にいつまでも新鮮味を持ち続けられるミュージシャンになりたい。
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(土)週の終わりは馬車道【KAMOME】で自分の“Swingroove”LIVE。
   この1週間に受けた刺激が、音に出ていたんじゃないかなあ?
   LIVE後、関内【JazzIs】でLIVEをやっていた山本剛(p)さんやTOKU(vo,flh)が合流。
   おそらく半年以上ぶりに会ったTOKUと朝まで話し込んでしまいました。
   彼とは、彼がデビュー前からのつきあいで、よく二人で朝までこうして話していることがあったなあ。
   久々の再会が嬉しかった。また一緒のステージに立てたりしたら嬉しいな。
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…と、いうわけで、1週間毎日ホーンプレーヤー(管楽器奏者)に会いました。
自分が選んだ楽器によって、音楽的な役割、ステージでの居場所、演奏中の気持ちというのは異なると思いますが、
それらが近い管楽器奏者と会ったり話したりする時は、何か自分の心構えも少し違う気がします。
ライバル意識とかそういう類の気持ちではなく、他の楽器のミュージシャンが『愛すべき仲間』とすれば、
管楽器奏者は『同じ世界に挑む同志/先輩・後輩』のような感じかな?
会うことで気持ちが引き締まったり、共感したりするんです。

写真は3アルトの夜。多田さんと近藤さんへのリスペクトを指で表現(笑)。
とても嬉しい1週間でした。
by ken_ota | 2007-02-11 15:39
07.02.03 TVでSwingroove!!
e0038558_158066.jpg2月になりました。で、お知らせです。
2月最初の僕の“Swingroove”のライブがTVでON AIRされます!!
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チャンネル:CS放送ステーション『日テレG+』
番組名 :『おとな館』
放送日時 :2/10(土) 22:00〜22:45
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おとついのCafe【Growna Growna Tokyo】でのLIVEを収録しました。
インタビューなんかもありまして、若干、語っております。(笑)
どの曲が放送されるのかなあ???
ご家庭のTV環境的に、ご覧になれる方はぜひ見て下さいね。

あ、でもその放送時間に、僕のLIVE@関内【KAMOME】があります。やってます。

できれば、 LIVEを聴いていただいて、放送は録画して見たりとか…(困)
LIVEもTVも、見てくださーい♪ 気合いと勢いで(笑)。

明日あさっては名古屋です。前回の“Swingroove”@名古屋【StarEyes】の時に
飛び入りしてくれた倉田大輔クン(ds)仕切りの、2アルト・サックスLIVE!!

あれ?明日から5日間連続で2アルトだ。こんなことって珍しい。
日々いろいろな所に行くけれど、同じ楽器の人と会う機会はそんなに多くはないから、嬉しいな。
LIVEスケジュールでは『2alto・5Days』の全貌はわからないと思いますが、
実は、連日2アルトなんです。フフフ。
その訳は、次回の【NOTES】にて。

名古屋行ってきまーす。名古屋の皆さん、明日あさって〈StarEyes〉で逢いましょう♪
by ken_ota | 2007-02-04 01:51


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