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07.12.31 203の何か

07.12.31 203の何か_e0038558_357526.jpg人生四苦八苦。(4×9)+(8×9)=で煩悩が108つとは、
うまい言い回しだなあ…と感心しつつ、
今夜の僕は203。
2007年のライブ本数を数えたら、
今夜のCountdownライブが203つ目でした。
昨年最後の【NOTES】に2006年は185本、とあるから、
今年は20本近く多く演奏してたんだなあ。と。

203本のライブ。それぞれに全力で臨んでいたけれど、
今考えると、果たして?どうかな?
もっとイイ音が出せたんじゃないかな?
その日、その夜の自分のベストであることに間違いはなく、
それは良かったと思えるものだけれど、
あとから考えた時、
ああすればよかった、こうすればよかった、の気持ちがあるのは前に進んでる証かな?
次のライブで『もっと』にトライして、
その次の時には『もっともっと』良い何かにチャレンジしたりの繰り返し。
音楽はどこまでも深く、見えざる高みを目指す毎日でした。

日々少しづつ、自分を良い方向に変化させてきたつもりですが、
11月頃に、自分の中で物の見方・考え方・感じ方が劇的に大きく変わって、
それ以降、急速に新たな理想が膨らんでしまい、今はその全体像すら見えない大きな
何かと、自分の現状との差を埋めるべく、日々鍛錬に励んでいます。
それをカタチにするのは来年。
必ずや、やりとげようと、強く心に誓いながら、
今年最後のライブと、来年最初のライブ(その間は1時間程:苦笑)に向かいます。

今年も一年、本当に多くの人にお世話になりました。
203のライブと、発売されたCDでの演奏を聴いてくれた皆さん、
ライブハウス、レコード会社、音楽事務所、ジャズフェス/コンサートのスタッフの皆さん、
一緒に演奏してくれた多くのミュージシャンの皆さん、
そして、友人、親戚、家族。

たくさんの人に支えられてシアワセに過ごすことが出来ました。
皆さんに心から感謝しています。
本当に、どうもありがとうございました。

皆さんがよいお年を迎えられることを祈りつつ、
今夜もがっつり演奏してきます!
ではでは、よいお年を〜♪♪♪


太田剣
by ken_ota | 2007-12-31 03:58

07.12.24 Merry Christmas!

07.12.24 Merry Christmas!_e0038558_502572.jpg『Christmas』の略式表記を、
『X'mas』とするのはアジア方面だけで、
英語圏では『Xmas』あるいは『X-mas』と綴るそうです。
後者の字面は『X-men』みたいだなあ。
慣例→常識→正統という流れの刷り込みの凄さを感じますが、
日本人なのでカタカナで書いておきます。
メリー・クリスマス♪

クリスマス・ソングが持つ独特の雰囲気を味わうたびに、
『この(共通の)感じは何だろう?』と思います。
聖歌ベースのものを聞いても、
曲名にクリスマスを匂わせる後発作曲モノを聞いても、
雪降る街中、道から窓越しに見る暖かいクリスマス・ディナーの風景が
脳裏に浮かんで、少しココロが暖かくなるよな、そんな感じ。

そこには何か、共通のコード進行とかメロディ感とかが…
と考えたりもしましたが、結論としてはやはり『刷り込み』なんだろな。
そこここで耳にするそれらの曲は、
イルミネーションや飾り付け、店頭の商品群もテレビ番組も全て含めて、期間限定。
映像も、音も、ストーリーも全て、クリスマスというテーマでくくられて、
1年に1度。この強力な刷り込みが、効いているんだと思います。

…と、冷静ぶって分析めいたことを言いつつも、
クリスマスの、どことなく抑制の利いた静かに熱い盛り上がりが好きなので、
今夜も気持ちを込めて、クリスマス・ソングを吹きました。
明日も吹きます。

皆さん、素敵なクリスマスをお迎えください。
メリー・クリスマス♪
by ken_ota | 2007-12-25 05:00

07.12.17 Ken's Bar

07.12.17 Ken\'s Bar_e0038558_0534592.jpg人生初。saxだけの無伴奏ソロ・ライブをやりました。
ステージに一人って、こういう気持ちなんだなあ。
僕以外にミュージシャンが誰も居ないのは寂しいけれど、
僕しか居ないライブを聴きに来てくれた
多くの皆さんのおかげで、とてもシアワセでした。
太田「剣's Bar」ライブにお越しいただいた皆さん、
本当にありがとうございました!!!!!

自分以外の誰も音を出さない、その無音の空間に響く
sax吹きのモノローグ。
メロディ・アドリブ・インタールードなどなど、
綴る声は一つしかないことで、逆に膨らむ想像の情景。
吹いてる僕は『オレの話を聞け〜♪』
(↑こちらも「ケン」つながり)
…というわけではないけれど、
自分の出した音の響きと会話をしながら、
ストーリーを紡いでゆく感じでした。
自分の音との会話は、音の出てない無音の空間との会話でもあります。

音楽の良し悪しは、
音と無音のバランスや、
聴く人の呼吸とのバランスがとても大切で、
誰も居ない空間にただ一人、音を放つソロ・ライブは、
丸裸の自分と向き合うような、とても新鮮で貴重な体験でした。

ピアノとか、ギターとか、その他の楽器も、
全ての「ソロ・ライブ」奏者に大きなリスペクトの気持ちを捧げつつ、
僕もがんばります。

また、やろうかな?
1年に1度くらいのペースで(笑)。
by ken_ota | 2007-12-19 00:51

07.12.12 共感覚(synesthesia)

07.12.12 共感覚(synesthesia)_e0038558_333678.jpg師走もいよいよ中旬。今年もあとわずかですね。
年内のライブは、数えてみたら、あと13本でした。
その一つ一つが最高の時間と空間になるよう、
一生懸命、saxを吹いてゆきたい。いや、吹いてゆきます。

そうそう、
インターネットON AIR中のフォアローゼズ『ROSES LIVE』。
僕のライブ映像が、12月より2曲目“Watch after You”(オリジナル曲)に
変わりました。金子雄太のオルガンサウンドが冴える“ORGANIC”バージョンを
ご堪能いただければ幸いです。ぜひ。(詳細は【INFO】web参照)

ところで。
僕は自分を「いたって普通な人」じゃないかと思って日々生活していますが、
まわりに言わせるとそうでもない様子。
まあミュージシャンが、ミュージシャンに聞いてる時点で
どっちもどっちな気がしますが、
それでも、少し人とは違うんだな、と自覚していることも幾つかあります。

そのうちの一つが『共感覚』(きょうかんかく・synesthesia)
:ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる
 一部の人にみられる特殊な知覚現象。

今まで、僕が感じているのと同じように感じているという人に会ったのは
一度だけだったのですが、おとつい二人目に遭遇!
この感覚は、感じている本人が、特殊なものと知らされるまで「まわりの他の人も同じだろう」と
誤認しているケースが多いらしいので、思い立ったが吉日(←マイブーム)とばかり、書いてみることにしました。

具体的な例としては、
●グラフィーム・カラー共感覚:あらゆる文字に特定の色を感じる
●サウンド・カラー共感覚:音に色を感じる
その他「音に味を感じる」「匂いに色を感じる」などなど。

僕は「文字に色」な人で、僕が会った二人もそうでした。
ひらがな、カタカナ、漢字、数字、アルファベットなど、
どんな文字にも色が見えるので、たいてい文字記憶は頭の中では
色で記憶されています。アルファベットは大文字・小文字で色が違ったりもします。

太:群青色
田:ベージュ
剣:緑黒

3.1415926535897…
=砂色・白・青緑・白・黄・黒・赤・紫・黄・砂色・黄・山吹色・黒・青紫…

SWINGROOVE
=エメラルドグリーン・グレー・オフホワイト・黄土色・ベージュ・赤黒・青・青・橙色・薄青

…みたいに感じています。文字と色の配置は個々人によってバラバラ。
文字の記憶を辿るときは、まず色を思い出して、
そこから文字を導き出すという順ですが、他の人はどうなんだろな?

音楽上で、
ド=C、レ=D、ミ=E …と音名はアルファベットで認識しているので、
「レ」つまり「D」と思った瞬間、青紫な色が脳一杯に広がったりします。
でもそれは、耳で聞いた「D」の音からくるイメージではなく、
その音が「D」だと認識した時の「D」の文字から感じる色。
この曲はキー(調)がCだ、と思ったら頭の中は、まっ黄っ黄です。

でも、久しぶりに会った人の名前を思いだそうとして、
脳裏に浮かんだ色から導き出した名字が全然違ったりすることもあって、
その場合は字の色が似ている場合に多いのですが、
役にたってるような、たってないような不思議な感覚です。

マイルスや、スティービー・ワンダーも共感覚者だそうで、
それはなんだか嬉しいなあ。

何にしても、自分の感じ方は大切にしてゆこうと思っています。
それがきっと、自分を作って、支えているものだから。


ではまたライブで♪
by ken_ota | 2007-12-12 03:33