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08.09.20 FOURSOME

08.09.20 FOURSOME_e0038558_3134174.jpgタイトルは、先週作った新曲の曲名。
そこに込めた意味は、
〈1〉単語の意味通り『4人組』
〈2〉“For Sam”という同音異語にかけていて、
  テナー・サックス奏者、
  Sam Rivers(サム・リバース)に捧げるの意

…のWミーニングです。サム・リバースはその演奏も
さることながら、作る曲がカッコいいのでリスペクト。
いろいろな様式美の魅力に惹かれる近頃の自分を
曲にしてみた感じで、これまで作ってきた曲とは、
その発想の段階=根本から違うイメージのものなので、
『おや?』と思われるかもしれませんが、
それもこれも日々変わりゆく自分をありのままに
映し出したもので、料理店の新メニュー的に受け取りつつ、
聴いたあとでその味わいを再確認してもらえれば幸いです。

この曲を演奏したのは今夜が3回目。
その雰囲気はどんどん良くなって、
作曲段階に思い描いた理想にかなり近づきました。
昨日、初見で演奏し、今夜が2回目だった
村井さん(p)土井さん(b)二人の兄貴分が、
盟友カルタ(ds)と組合わさった時のFeelは最高で、
この二日間は、その交わり方の良さにLIVE中も顔ゆるみっぱなし。
それは4人(FOUR)の演奏ではなく、
4人組(FOURSOME)として一つのカタチを為して成立している、
特別な何かがそこにはある感じっていうのかな?
それはジャズクラブの店内でも、ジャズフェスの野外ステージでも、
カフェでも寿司屋でも、変わらない。
この4人組が居る場所ならどこでも、空気も変わるし、温度も変わる。
そんな、目に見えず言葉にも出来ない何かの存在を
手で触るかの如く実感した二日間でした。心底、楽しかった。
聴いてくれた皆さん。お店のスタッフさん、どうもありがとうございます。
この4人組で出演する横浜Jazz Promnade@関内【KAMOME】に
乞うご期待♪♪♪

10月スケジュールで
メンバー訂正(10/5)・追加掲載(10/7)ありました。
詳しくは【LIVE】ページのチェックしていただけると嬉しいです。

10月はLIVE三昧&moreで、目が回るほど楽しそうな感じ(笑)。
芸術の秋ですね。皆さんぜひ♪
by ken_ota | 2008-09-21 03:14

08.08.31 広く青い空の時間

08.08.31 広く青い空の時間_e0038558_23592668.jpg本牧Jazz祭への出演は一昨年に続いて2回目。
前回は微妙に曇りな感じでしたが晴れ。
昨夜、眠りにつく頃は、
さすがに今年はヤバいぞと思ってましたが、
起きてみたら、久々に暑いくらいの快晴。
ここ数日の、夜中じゅうずっと雷鳴轟く
亜熱帯にも似た気候のことを思えば、奇跡のような朝でした。

午後一から渋さ知らズオーケストラ・quasimode…と、
音楽性こそ違えど、暑い時間帯に熱いバンドの大熱演。
そして大槻KALTA英宣“Vertical Engine”もまた、
太陽の角度に反すること無く熱いLIVEを繰り広げ、
会場は大盛り上がり♪
メンバーは服ごとシャワーを浴びたかの如く汗まみれでしたが、
とてもとても楽しい時間でした。

この時間帯を境に陽射しも和らいで、涼しい風が肌に心地よい優しい空気になってくると、
大野えりさん(vocal)登場。相変わらず凛として素晴らしい歌声。
リズムセクションの先輩方の、自由とタイトを両立した名人芸のワザにも唸ります。
無理無く自然なカッコ良さ。いいなあ。

この後、別のライブのリハーサルに向かったので、聴けたのはここまで。
本牧で過ごした半日は、
各バンドの音楽がそれぞれの時間帯の良さを彩り、
日頃あまり味わうことの出来ない、数時間の生き方を体感しましたが、
バンドが打ち出す音楽性は、またそれぞれに時代性の匂いを含んでいて、
半日の流れの間に、何十年かで起きた音楽の変遷のニュアンスのようなものを
感じることも出来て、いろいろ考えるところもありました。
特に、quasimode→vertical engineの両バンドが主張する音楽性の流れは、
本来、時代の順進行の線でありながら、逆の並びもまた順進行という、
いまから振り返ると、ちょっと奇天烈とも思える現象が起きているのも事実で、
もうこうなると各時代性を感じる各々のテイストも、
縦ではなく横の並びというか。
x軸とy軸のチカラ関係も変わってきていて、
08.08.31 広く青い空の時間_e0038558_195597.jpgでもそういう意味では「個人」というz軸のチカラが
最も発揮され得る時代になったのかもしれない。そんな気もします。

音楽は時間芸術ですが、同時に空間芸術でもあって、
先週末の酒蔵や、今日の野外ステージは、異文化と言ってもいいほど別物。
どちらも、通常の音楽のあり方とは違うものを生み出す、芸術の温床ですね。
本牧の広くて青い空に現れた雲が、
何かを祈るべきかのように、数分だけ神々しく照らされたのを見て、
大切なのはいまこの時だなと、あらためて思いました。
今日も、明日も、いま自分が居るこの時が大事。
本牧jazz festeival大成功で良かった。
スタッフの皆さん、1年お疲れさまでした。
聴きに来ていただいた皆さん、どうもありがとうございました。

さて今週は、jazztronikでパーカッションを担当する
中里たかしさんのラテン・バンド“Masacote”のライブに参加します。
4管だったり、叩いたり歌ったりで、これまた楽しいバンドです。
金曜のライブは収容人数に限りがあるそうなので、
ご予約はお早めにお願いしますとのことです。こちらもぜひ♪
by ken_ota | 2008-09-01 01:11