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09.06.18 梅雨のトリプル・アニバーサリー
e0038558_1656213.jpg管楽器奏者としましては
この季節の長雨に嬉しいことはあまり無く
多湿環境の中で楽器のコンディションを守る術とか
水分を含んだ重い空気を響かせる音の出し方とか
そういう底力的なスキルの上達にはよいかもしれませんが
いま鎌倉辺りで咲き乱れているあじさいに思いをめぐらせつつ
エアコンの除湿ボタンを押してしまう
そんな季節に毎年欠かさずアニバーサリーがやってきます。

6月15日生まれ双子座A型で
今週月曜日が誕生日でした。
フライングでお花やプレゼントをいただいたり
前日当日と、2度も
ハッピーバースデーの合唱とケーキをいただいたり
皆さん本当にどうもありがとうございます。
1年という人生の目盛りは皆それぞれ始まる日が違いますが
39回目の節目を迎えて今なおこうして
多くの人にその日を祝ってもらえる
こんなシアワセはなかなかありません。
e0038558_1722976.jpgこの歳を迎えた日本人の8割がたの当事者が
おそらくその日に口にしているあでろうダジャレも
やっぱり言いたくなるんだなあと実感しました。
今日からの1年は感謝の年。『サンキュー』。
でも文字にすると照れくさい(笑)

僕が16年使っている愛器
『アメリカン・セルマー・マーク6』型の
ケーキ(写真1)の見事な出来映えに驚いた翌日、
古き良き本のカタチをしたケーキをいただきました。
『The Tales of Swingroove Knight 39th』と題された
表紙には剣とサックスの絵が。(写真2)
中学校から始まった僕とサックスの音楽人生を
一つのストーリーとして本に見立ててくれたのだと気づき
短時間ではその思いをまとめられないほど、
言葉では書き表せないほど、感慨深い気持ちになりました。
そして絵の下には『JSH』と3つのアルファベット。

e0038558_173682.jpgあ!僕の連載『Jazz Sax Heroes』の略称『JSH』だ!

そこで思い出しました。
JazzLife誌に連載している『JSH』は
今号(6/14日発売)をもって丸3年の節目に至ったことを。
2ヶ月に1回、総数18人の偉大なるサックス奏者について
書き続けた3年。その節目に書き記したのは
我が師匠、ケニー・ギャレット。
チャーリー・パーカーから生年順に
サックス奏者をピックアップして書いてきましたが、
今回で一区切りをつけることにしました。
次回からは『JSH Part2』を執筆してゆきます。乞うご期待。

そして昨夜は六本木『アルフィー』30周年記念LIVE。
TOKU・僕・小沼ようすけ・
秋田慎治・坂本竜太・大槻カルタ英宣という
e0038558_1744938.jpgありそうで実は一度もなかったセッションで
超満員のお客様とともに30年素晴らしい音楽を
産み出してきたこの場所をお祝い。
ハママツ・ジャズ・ウィークの時にも感じた
音を出さなくても一緒にその場に居るだけで嬉しい気持ちが
皆さんに伝わったでしょうか?楽しい夜でした。
アルフィー、そしてオーナーのヨーコさん(写真3)
おめでとう&いつもありがとう。

誕生日のお祝いにいただいたお花&植物(写真4)が
梅雨の空気を嬉しいものに変えてくれています。
皆さん、本当にありがとう。

2009.6.15 太田 剣
by ken_ota | 2009-06-19 17:04
09.06.08 ロイ&ジャリール&フレディ&TOKU
梅雨に入ったのか入ってないのか
その宣言の情報を得てないので知らないのですが
雨空が少し増えてきた気がする6月最初の週は
新宿と吉祥寺、日本ジャズの濃い伝統を有する中央線沿いでのライブでした。

久方ぶりに出演させていただいた新宿『J』での“タモリ・プロデュースLIVE”では
残念ながら同門かつジャズ・サークルの大先輩である
プロデューサーの来訪はありませんでしたが
長年お世話になっている店主バードマン幸田さんや
初対面初共演の藤原清登さん(b)にお会い出来たのと
ベテラン&新人入り乱れてのセッションに学ぶ所あり、いい夜だったなと。

音も人もぎゅっと濃縮になる感じがする吉祥寺『Strings』での“Swingroove”は
菱山正太(p)&小泉“p”克人(b)のgroovyかつnew artなセンスが
ますます大きく展開するようになってきて
それに寄り添いながら発揮される大槻カルタ氏のモダンなセンスも相まって
また違うバンドのような新たなベクトルの可能性を見出してきて嬉しい。
雨空で足下のお悪い中、LIVEに来て下さった皆さん、どうもありがとうございます。

e0038558_21174570.jpg新宿と吉祥寺のLIVEの間の木曜日、
『ブルーノート東京』に行こうと思った二つの理由は
●御年84歳のロイ・ヘインズ(ds)のワザを体感したかった。
●ジャリール・ショウ(as)を生で聴いてみたかった。で、
ジャリールはNYCシーンで注目の若手アルト・サックス奏者。
ケニー・ギャレット以降の世代で、
マイロン・ウォルデン、ライリー・バンディと並ぶ
いま個人的に好きなNYCアルト三人衆のうちの一人。
代役でピアノに小曽根真さん(p)が加わってのLIVEは
スタンダード曲のみでありながら世界トップレベルの
ハンパないクォリティで詰めかけた聴衆を圧倒。
シンプルなものを極めた凄さを痛感しました。
ロイ・ヘインズのドラミングには、不必要なものは何も無い。
誰も真似出来ないし、真似することに意味もない、
まさにチャーリー・パーカー(as)からパット・メセニー(g)まで、
進化するジャズの流れの中心に居続けた生き証人ならではの、神業。

e0038558_20185299.jpgLIVE後に、バークリー時代のジャリールの友達
熊谷ヤスマサ君(p)と有坂美香さん(vo)、ジャリール、
TOKU(vo,flh)と僕がハングアウトしてBody&Soulに行くと、
そこには丸の内『Cotton Club』での出演を終えて
遊びに来ていたフレディ・コール(vo,p)が!!
伝説のナット・キング・コール(vo)の実弟で御年78歳。
フレディさんのバンドのギタリスト&ドラマーや
Tommy Campbell(ds)高瀬裕(b)さんも加わって
Jam Sessionが始まると、しばらく聴いていた
フレディさんもゆっくりとステージに向かい、参戦。
『My One and Only Love』での、
宝物のように両手のひらで歌を愛するようなボーカルや
『Chet Baker Sings』での僕の愛聴曲『It's Always You』の
ピアノ・プレイは珠玉の音像で店内の空気を塗り替え、
どうしたらここまで優しい顔になるのだろう?と
理解のレベルを超越しているその暖かい微笑は
深夜という闇の冷たさを貴いものに変える暖炉のようでもあり
この上なく贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

その後はTOKU&熊ちゃんと三人で、いい気持ちのまま深夜ゴハン。
2000年のデビュー前から何度となく過ごしてきたTOKUとのこういう時間は
何年経っても変わらないものだなと、また嬉しくもあったり。
今月はTOKUと久しぶりに演奏する日が二日もあるから、とても楽しみだな。

今週末は関内『KAMOME』と御茶の水『Naru』での“Swingroove”2days。
レギュラー村井秀清(p)氏・大槻カルタ氏に加え、
心の兄貴、坂本竜太(b)氏と、10年来の盟友、高瀬裕(b)氏を迎えてお送りしますので、
皆さんよろしかったらぜひ。

(追記)【TOP】と【PHOTO】が変わりました。自動で変わらない場合は『更新』クリックお試しください。
by ken_ota | 2009-06-08 17:43
09.05.31 nu jazzと浜松は
e0038558_1538740.jpg5月最後の週末は浜松で。

『第18回ハママツ・ジャズ・ウィーク』の
メイン・アクトの小沼ようすけ(g)TRIOにゲスト出演。
といっても1曲目から吹いてることに全く違和感なく、
もともと彼のデビュー・アルバム『nu jazz』リリースの
2001年前後から幾度となく一緒に演奏してきた
このバンドの4人が集まる場に居ると、我ながら
すでにその歴史すら感じるようになっていて
近年でいえば『東京Jazz』や
ジャカルタでの『Java Jazz Festeival』などに匹敵する
浜松アクトシティ大ホールのステージに立っている悦びは
演奏したいという渇望と
4人が一緒に居る嬉しさが重なった至福の時。
人生の、とてもいい瞬間であることを
e0038558_15383337.jpgリアルタイムに肌で感じた、いい時間でした。

前夜のリハーサルのあと
寿司屋で握り盛り合わせと鰻茶漬けを連続食いする
粋なようでその実、少食体質を無視した暴挙に
満たされすぎてしまった内臓を抱えつつ
Jazz Club『ハァーミット・ドルフィン』へ。

金子U太(org)や平賀マリカBandの皆さんとともに
マスター檀さんや常連さんとの再会&談笑したり、
その日、誕生日を迎えた方と、
24時を越え日付が変わって誕生日を迎えたマリカさんの
Wハッピーバースデーを祝ったり、
パーソナルな部分を共有し合う楽しい前夜祭の雰囲気と
久方ぶりに飲んだチンザノロッソに酔いました。

e0038558_1539042.jpg小沼ようすけ『nu jazz』バンドは
デビューから何度、この地で演奏しただろう?
ハァーミットの檀さんや多くの方に
ずっとお世話になってきて、
こうして今も皆で顔をあわせて飲んで喋って演奏して。
ここに居られることが嬉しい。
多くの人がそれを支える努力を続けてくれていることが嬉しい。
その夜景に見える灯の数よりきっと多いであろう
人の気持ちに応えるべく、もっと頑張らなくては。

『ハママツ・ジャズ・ウィーク』での演奏を聴いていただき
どうもありがとうございました。
また皆さんに逢いに、浜松に行きたいと思います。

(追記)7月【LIVE】スケジュールUPしました。
by ken_ota | 2009-06-01 15:39


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