人気ブログランキング |
<   2010年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧
10.02.24 靴ひもと人にGratitude
平成22年2月22日の22時22分って
凄いぞろ目だと思うんですが、意外に何の騒ぎもなかった気が。
僕が知らないだけですか??

4年に一度のオリンピックも
夏季と冬期が交互に2年に一度やってきて
かつ、冬期はサッカーのワールドカップと同じタイミングなので
見る側・応援する側は割と忙しいところですが
今年の男子フィギュアスケート織田信成選手のことは
きっとずっと忘れない。かもしれない。

靴ひもが切れて演技中断。その後再開するも、減点でメダルならず。
結果だけ見れば、日本人男子初のメダル獲得という高橋選手とは
あまりに対極的なほど明暗くっきり別れたわけですが

彼が止むなく演技を中断した時、
そして再開したとき、演じ終えたときの観衆の大声援は本当に凄かった。
自国他国の競技者が技量を競い合っているという状況も関係なく、
『頑張れ』と、一人のスケートに懸ける青年の心を
言葉も慣習も違う多くの人が支えようとした、万国共通の、人の優しさ。
自分を支える多くの人の気持ちを、一身に受けたあの数分、
彼は、その人生にとってメダルや栄光よりも尊いものを貰ったのだと思う。

その日の不調もあって、演技前に切れていた靴ひもを、
足の微妙な感覚が変わってしまうのを恐れて新品に交換せず競技に臨んだことも
4年に一度しか来ないチャンスを逃した無念も、よくわかる。
ジャンルは違えど、表現者としてのマインドは同じだから。

アクシデントに折れてもおかしくない彼の心を、大観衆の声援が救い
彼が演じきったことが、見る人の気持ちを救った。
オリンピックって、人って素晴らしいと、思わず涙しました。


そんな感動にやる気みなぎりつつ
4連続リーダーLIVE、無事終了しました。
聴きに来てくれた皆さま、本当にどうもありがとうございます。Gratitude(感謝)。

久々に集結した『フェス・メンバー』での御茶の水【Naru】、
ハクエイ・キムを迎えた本厚木【Cabin】、そして
初の組み合わせだった丈青・織原良次・今泉総之輔での関内【KAMOME】、
それぞれのライブにそれぞれの良さを感じて実に楽しかったです。

【KAMOME】ライブでのメンバーのフックアップの良さには特に感動したので
また5月にやることにしました。5/21本厚木【Cabin】です。乞うご期待!!

さて今日は渋谷【JzBrat】で大槻カルタVertical-Engine・NEXT
明日は本厚木【Cabin】で石井彰さん(p)とのDUOです。

皆様のお越しをお待ちしております。
by ken_ota | 2010-02-25 05:37
10.02.18 舞台の上のタイムトラベラー@Cotton Club
e0038558_16521132.jpg

クラシカルな雰囲気と赤のイメージカラーに包まれた丸の内『Cotton Club』の店内は
それ自体がひとつの芸術作品のようで
そこで演奏される音楽は、その空間がもたらす独特の雰囲気とのアートとしてのバランスも加味されて、
聴く人の体験となるのかもしれないと思いながら、
実際、開演時間になってステージに立ってみると
その意味はそこで演奏する自分にも色濃く感じられて
いつもの自分と変わらないようでいて、でも
違う高みへ押し上げる力を受けているというか
非日常とも言えるタイムトラベラー的感覚に心地よい緊張感を得ました。

でも実際それはお店のコンセプトによるもの半分、
一緒に居たメンバーによるもの半分だったかもしれない。
ジャズミュージシャンとしての生き方を始めるきっかけをつくってくれたボス、大坂昌彦さんと
初リーダー作品でその片翼を担ってくれた早間美紀さんと
現在一緒に演奏することの多い川村竜クンという
自分の演奏活動の大まかな3期を共にするミュージシャンが一同に会していたのだから
耳に聞こえる3つの音に時空間のねじれを僕が感じるのはむしろ自然で
でも親しんだ3人の現在の音が一つの新しい音楽を創る
それもまたこの一夜限りの至極貴重な楽しみだったわけです。

僕のCDのレコーディング以来の共演だった早間ちゃんと大坂さん。
収録した曲のオリジナルメンバーでの再演と
初めて演奏する曲の初演。結果さまざまな意味での立体的な要素がせめぎあう
スリリングなライブになって、とても嬉しかったです。

お越しいただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
このライブに尽力してくれたコットンクラブのスタッフの皆さんにも感謝。


この興奮冷めやらぬまま、

今週末は(土)御茶の水『Naru』   w/村井秀清
    (日)本厚木 『Cabin』  w/ハクエイキム
来週は (火)関内  『KAMOME』w/丈青

3人の素晴らしいピアニストを迎えてのライブやります!! 楽しみだな。

ちなみに『KAMOME』でのライブは
Soil&Pimp Sessionsの丈青、元Bophanaの織原良次、quaimodeの今泉総之輔…と
3バンドのツワモノが一同に集い、こちらも立体的かつ予測不可能な音空間になること必至。

ぜひお聴き逃しなきよう、よろしくお願い申し上げます♪
by ken_ota | 2010-02-18 16:47
10.02.16 3人の歌声と3管ハーモニーが空気を変えた
歌声ばかりはどうにもならない…こともないのかもしれないけれど
やはり声がいい人の歌声は実に気持ちいいものでした。これは先週の話。

本厚木『Cabin』をハートフルに包み込んだ牧野竜太郎の力強い歌声、
目黒『Blues Alley Japan』で時に囁き、時に切なく響くTOKUのスモーキーな歌声、
そこに飛び入りした、聴く人の心の傍にすーっと入って来るEXILE・ATSUSHIの歌声。

3人とも本当に素晴らしかった。隣でサックスを吹く喜びは、
それはもうシアワセな瞬間の連続です。また味わいたい。ぜひ。

この夜のもう一つのシアワセはラッパ&2サックスの3管ハーモニー。
それを支えるリズムセクションが電気系4人だというのもポイント。
完全なファンクでも、完全なビバップでもない
そのサウンド・コンセプトのごった煮感がむしろ斬新で楽しかったなあ。
こちらもまたぜひやりたい“Seven Stars”。これ鈴木央紹氏が命名したようです。持ち箱の銘柄から(笑)
ちなみに“5 Cats”は僕が名付け親。由縁は本年1月10日の【NOTES】参照よろしくです。

買ったばかりの歯磨き粉を楽屋に忘れたのと
楽しかった一夜の写真を撮るのを忘れたのが残念。次回は撮ります。磨きます。

さていよいよ明日、丸の内『Cotton Club』で太田剣カルテットLIVEがあります!!
NYCから早間美紀、東京からは川村竜、そしてスペシャルゲストに大坂昌彦を迎えた
初の編成によるスペシャルな一夜です。ぜひ聴きにいらしてくださいね♪

e0038558_435598.jpge0038558_436207.jpge0038558_4363381.jpge0038558_443870.jpg
by ken_ota | 2010-02-16 04:28
10.02.12 一挙にどどーんとグラスノスチ
ロシアがソビエト連邦だった頃に
ゴルバチョフ書記長が国の最高指導者だった頃に
『ペレストロイカ(Перестройка)』=『改革』の一環として行われた
一大政策が『グラスノスチ(гласность)』=『情報公開』で
大学でロシア文学を専攻していたからそれが特別身近に感じられたかというと
それがそうでもないのですが
立ち入りも難しかったロシア民族の文化などが広く公開されたりしたことは
研究家・愛好家の方々にとっては画期的な出来事で
知りたいことを知る悦びは、人間の心を満たす一つの重要なファクターなのだなと
しみじみ思う今日この頃です。

そんな気持ちに伴ってかと言われると
特にそういうわけでもないのですが
しばらくぶりに【CD】のページをどどーんと一挙に更新しました。グラスノスチ。
最近のサイドマン参加作品をずらっと紹介しております。
ジャケット写真画像をクリックすると購入出来るサイトの当該ページに飛ぶ仕組みです。
お忙しいのにUP & LINKしてくれた当サイト管理人Mさま、
どうもありがとうございます。=『多謝』…は日本語・中国語共通ですが
中国語の方が使用頻度は多そうな。

ブランニュー【CD】ページ、ご覧になっていただけると嬉しいです。
【INFO】のページもマメに機能しております。併せてご覧になってみてくださいね。よろしくです♪
by ken_ota | 2010-02-12 02:09
10.02.09 クリヤさんとのコラボは念願の編成で
春のような暖かさを突然の大量の雪が埋め尽くして
車もすぐには走れないような一面銀世界の夜は
徹夜で連載の原稿を書いておりました。
書き始めると割と早いのですが
書くまでに書く内容の核(奇しくも駄洒落的な…)を
どこに据えるかにたっぷり時間を費やし気味で
今回はリー・コニッツについて可能な限り情報をインプットして
さて自分はコニッツの何をアウトプットしたいのか
フィルターの務めに留まりきらない希望とか理想とか
随所に書いてしまいながらも、自分にとっても為になる連載をありがたく思っていた次第です。
2/14発売 jazzlife 3月号『Jazz Sax Heroes』シーズン2 vol4. LEE KONITZ編 
ご一読いただければ幸いです。

先週のライブ2本はとても印象深く心に残っていて
高田馬場『Hot House』ではいつもの大槻カルタ英宣(ds)に加えて
ギターの市野元彦さんが参加した変則TRIO。
ここ最近、CDでよく聴いてその素晴らしさに憧れていた市野さんとの初共演に
予想を遥かに上回る刺激と感動を受けまして
興奮冷めやらぬその夜のうちに次回のライブをお願いしてしまいました。楽しみ。

金曜の六本木『alfie』ではクリヤマコトさんとのDUOライブ。
僕にとってそれは以前から思っていた念願の一つでした。
ジャズに真剣に向き合い始めた頃に買ったクリヤさんの
国内デビューアルバム『ボルチモア・シンジケート』以来CDで何度も聴いていて
初期TOKU(vo,flh)バンドから共演させていただくようになり、
クリヤさんプロデュースCDやWeb Music、DJ内川さんとのRhythmatrixライブ&ツアー、
そしてSFKUaNK!!での活動、Japan Australia Jazz Orchestra(JAJO)での
日本&オーストラリアツアー、僕のバンドへのゲスト参加など、
こんなに多くのカタチで一緒に演奏してもらったミュージシャンは僕の人生でも
数人しか思い当たらず、しかし二人だけでのライブはこの夜が初めてだったのです。

以前も紹介した太宰治 原作の映画『富嶽百景』のサントラCD『Eternal』収録の
クリヤさんとのDUOを、CDどおり完全なるDUOで演奏することも
『ボルチモア・シンジケート』に収録されている大好きな“SFM”を
デュオで演奏したらカッコいいんじゃないかな〜という希望も叶って嬉しかった。
飛び入りで参加してくれた池内秀樹(g)さんとの“Mr.Magic”も感慨深かったなあ。
これ、実は『nu jazz』でデビューする前の小沼ようすけ(g)クンと僕のCD上の初共演録音曲です。

またクリヤさんとのDUOが出来る日を楽しみに、頑張ります。

さて来週2/17はいよいよ丸の内『Cotton Club』にて
【太田剣 with 早間美紀 special guest 大坂昌彦】です。
期待の若手ベーシスト川村竜を加えたカルテットで僕の新旧レパートリーや
早間さんの曲などいろいろ織り交ぜてお送りします。ぜひ皆さんいらしてくださいね。
e0038558_015650.jpg

by ken_ota | 2010-02-10 00:03


以前の記事
2018年 01月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 03月
2015年 02月
2014年 11月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 07月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧