12.06.20 年を重ねた旅の思い出
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早いもので2012年も、もう半分が過ぎようとしていますが
皆様いかがおすごしでしょうか?

四季の変化が美しいとされるこの国の気候も
年々少しづつ変化しているのはここに住む我々には明らかで
そんな中、いつまでも変わらない愛すべき何かを求めたいと思いつつ
それを求めようとすることで自分自身が変わってゆくというパラドックスに
停まることのない時間の流れの宿命を感じるたび
ふと立ち止まってぐるりと1周まわりを見渡してみたくもなります。
自分の立ち位置とか視野の微調整は
前に進もうと踏み出す足の揺らぎを無くす大切な過程だと思いながら。

この6月前半は西へ東へ、いや西へ東北へという感じで
演奏の旅に出ていました。

神戸・滋賀・東広島・岡山・名古屋はハクエイキム君とのDUOで。
仙台・新庄・盛岡・鹿沼へはハクエイ君と川村竜クンと大槻カルタ英宣クンとのQuartetで。

DUOでのツアーは全て、マイクやPA無しの生音で演奏しました。
ピアノとアルトサックス、二人だけだから出来る演奏環境でもありますが
なにより二つの楽器が空間に放つ、音という名の空気の振動が重なったものが
直接そこに居る人の耳や肌に伝わる、ごく自然な音の送受の心地良さと
決めごと無しで臨むことにより、僕とハクエイ君という二人の演奏家の
その時、心から生ずる音楽をリアルタイムで受け止めてもらうという
時空間共有の醍醐味を味わっていただくことが
自分たちの出発点であり最重要命題でもあった
とても意義深い、即興音楽への挑戦の日々でした。

それは今の僕が考え欲している音楽のとても大切な一つのカタチで
その後に東北に行った4人での音楽も、その志向や姿勢という点では
大きくかけ離れるものではなく、同様に探究心あふれる素晴らしいものになりました。

ハクエイキムという特異で素晴らしい世界観を持ったピアニストが彩るサウンドを
当代随一の音色・躍動感・音楽性を兼ね備える川村竜というベーシストと
不可能とさえ思えるほどバーサタイルに数多の音楽への造詣を深めている大槻カルタ英宣というドラマーが
まだ見ぬ景色を描こうとするが如く、巧みに広げてゆき
僕はその映像の上で語られるストーリーの言葉と、伝える声を一つ一つ吟味しながら選んでゆく。

イメージを共有する仲間、皆の
音楽に対して純粋であり続ける心に何の曇りも陰りもないことが
本当に気持ち良く嬉しい、そんな演奏の毎日でした。
1日だけゲストで加わってくれた盟友、小沼ようすけクンの
空気をも変える存在感とプリミティブに人間的な音楽性も素晴らしかった。

両ツアー併せて9公演。訪れた先の各地で
そこに住みながら音楽を愛し続ける多くの方々に大変お世話になりました。
ライブハウスを経営して音楽の素晴らしさを人々に伝え続けてくれる方々、
ライブを企画し宣伝し、何も無い所から一つの尊い夜を創りだしてくれた方々、
そこで僕らの音楽を共有するために足を運んでくれた皆さん。
演奏抜きでもまた会いに行きたい、そういう人たちとのつながりの時間を
多く持てたことが何よりの喜びです。

偶然なんですが、東北ツアー2日目の山形・新庄市でのコンサートの日は
僕の42歳の誕生日でした。
初めて会ったときから隣人のように暖かく迎え入れてくれて
行くたびに故郷に帰ってきたかのような安心感で嬉しくなる新庄FJCの皆さんとバンドメンバーが
僕のメモリアルな日にサプライズまで用意して祝ってくれたこと、本当に嬉しかった。
人が人を思いやる気持ち以上に
人の心を感動させるものなんてないのかもしれない。
また一つ大切なことを教えてもらった気がします。

新庄FJCの皆さんとの話→2008年11月2009年11月

全9公演、お世話になった皆さま、聴いてくれた皆さま
本当にどうもありがとうございました。この先もずっと忘れることなく
大切なものとして心に残る素晴らしい日々の記憶をいただいたこと、とても感謝しています。

歯に衣着せぬ情熱むき出しの議論で音楽を少しでも良いものにしようとしてくれた
ツアーメンバー皆にも。ありがとうございました。

また明日から音楽を演奏するのが楽しみです。
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# by ken_ota | 2012-06-20 01:29
12.03.15 あれから1年の間に
ここ【NOTES】は前回よりひと月半ほど間が空いてしまいましたが
未だ朝晩は気温も低く春はもう少し先かな?という日々の続くなか
皆様いかがおすごしですか? 
僕は元気にサックスを吹いております。

ちょうど昨年の今頃は
東北〜関東に住む多くの人の生命や生活に支障をきたしていた頃で
多くの方が犠牲になってしまったあの忌まわしい3月11日を
今年は平穏無事に過ごし翌朝を迎えられたときは流石にほっと胸をなでおろしました。

しかし今なお避難所生活を続けられている方々や
大切な家族を失った悲しみを抱えながらも懸命に生きている方々のことを思うと
やりきれない気持ちでいっぱいになります。
一日も早く被災地が復興し
そこに住まう人々の生活が普通のシアワセに満ちあふれることを心から願っています。

自然の脅威はこんなにも多くのシアワセを一瞬にして奪ってしまうのだと
そういう大地の上に住んでいるのだということを
いま生きる多くの人の心に刻み込んだ1年前の震災では
自宅で生命の危機を感じるほどの恐怖を体験したものの
幸い当日予定されていたLIVE以外なにも失うことのなかった自分は
それまでにも増して本当に大切な何かを絞り込み絞り込み
これだと信じる道を突き進むようになった気がします。

気づいて、確信して、自分を変える、の繰り返しを重ねて
だいぶ前に進んだ実感を得ている今日この頃。
その音を今後のLIVEひとつひとつの尊い瞬間瞬間に
その空間に放って確実に残してゆきたいと思います。

3/27(火)は震災直後のツアーファイナルで出演したときから1年ぶりに
自分のリーダーQuartetで横浜・MotionBlueYokohamaに出演します。
今回は相棒、大槻カルタ英宣(drums)に加え
Soil&Pimp SessionsやJ.A.Mで活躍する
丈青(piano)&秋田ゴールドマン紀彰(bass)の二人を迎えて
かなりスリリングで魅惑的なサウンドになると思います。
きっと僕の想像をはるかに越えた何かが生まれるような気がして
いまから楽しみでなりません。

ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。
皆様のお越しをお待ちしております。





                                                                                                                      by ken_ota | 2012-03-16 03:54
# by ken_ota | 2012-03-16 03:54
12.01.25 愛しき10年、からの新年2012
e0038558_2592283.jpg2012年になりまして、もう1月末。
こちら【NOTES】では
ろくすっぽ新年のご挨拶も出来ないままに
2月・3月のことも頭をよぎる始末ですが
皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか?

たいへん遅ればせながら
旧年中はたいへんお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

ここのところの僕はといいますと
クリスマスや年越しといった年中行事も絡んでの
連日のライブ三昧ながら
瞬間瞬間を全力で生きて楽しむことに集中しすぎて
ひとつひとつの余韻をじっくり噛み締めたり
こちらでご報告したりもままならないまま
1月下旬まできてしまいましたが
その実、この年末年始には
涙腺にぐっときてしまうような
感慨深いことがありました。

僕が20代後半でジャズミュージシャンとしての人生を歩むきっかけとなったのは
大坂昌彦さんが自身のカルテットにレギュラーメンバーとして迎えてくれたことであるのは間違いなく
その少し後に日本に移り住んで来たトミー・キャンベルさんが結成した
日本での自身初のグループにもレギュラーメンバーとして参加させてもらうこととなって
この二人の誘いを受けられたという幸運は
音楽を学び成長してゆこうという経験浅く知名度もない新人サックス吹きの僕にとって
望んでもそう簡単には得られない恐れ多くも物凄いことでした。

2001年には大坂さんのバンドで数年一緒に演奏してきたベースの塩田哲嗣さんが渡米。
それに先立ち、当時のレギュラーメンバーで録音したのがCD「Reborn/大坂昌彦」で
その後も大坂さんのバンドで2005年くらいまで吹かせてもらいましたが
演奏する上で大切なことの多くは大坂さんの、演奏や言葉で教わったものだと感じています。

トミーさんのバンドでもジャズフェスや各地のコンサートに出演させてもらったりしました。
録音作品がないのは残念ですが、本国アメリカで伝説的ジャズメンから多くを学んだ彼の演奏には
常にスリリングとハッピーの二つが同居していて、この音楽で受け継がれてゆくそれらの伝統を
肌で感じ続けることが出来たことも、貴重すぎる体験でした。

大坂さんのバンドもトミーさんのバンドも
今は全く異なるメンバーでまた新たに先に進み続けていますが
参加し始めたときから数えて、ともに10年強の時間が過ぎた今この時に同じタイミングで
二つのバンドの当時のメンバー全員が揃った「リユニオン」LIVEがあったのは
個人的にとても感慨深いものでした。

ともに発起人はベーシスト。塩田さんは自らの渡米10年を総括し原点を噛み締めるために
高梨道生さんは、若き頃バークリーで一緒に切磋琢磨したトミーさんが
13年の日本での活動に終止符を打ちアメリカに帰国することへのメモリアルとして
それぞれ一緒にがんばっていた仲間を全員集めてくれたのです。

集まってみると懐かしいメンバーですが
演奏しているときは、懐かしさよりも
全員の音楽的成長から新たにいまここで生まれている音に集中していて
終わってみると、もっとこのメンバーでの演奏がしたいという気持ちしかありませんでした。
と、同時に、月に何度もこれらのバンドで演奏していたあの頃の自分が
無性に羨ましくもなったり、その頃は精一杯努力していたはずなのに
10年後の自分から見れば、まだまだやれることがあったろうと歯がゆく思えたり。

でもそうして、いまの自分も新たなステージに向かっていることを考えると
10年すごした自分のジャズ人生がとても愛おしく
大切な時間だったなと思えるようにもなりました。

来年や、また10年後の自分が歯がゆい思いをすることのないよう
今年も目一杯、全力で頑張ってゆきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

【近日LIVE情報】

2/1(水)関内・KAMOME 太田剣Quartet:熊谷ヤスマサ(p)川村竜(b)大槻カルタ英宣(ds)
2/3(金)名古屋・DOXY  太田剣Quartet:熊谷ヤスマサ(p)川村竜(b)河村亮(ds)

みなさまのお越しをお待ちしております!       


                              2012年1月 太田 剣


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# by ken_ota | 2012-01-25 02:50
11.12.7 板橋文夫さんを聞いた日
11月25日、御茶の水NARU。

石井彰さん(piano)俵山昌之さん(bass)池長一美さん(drums)という
先輩3人を迎えた僕のカルテットでのLIVEは
全てが自由なのに全てがパズルのようにハマってゆく
未だかつて味わったことのないような瞬間瞬間のフックのすさまじさに
先輩方の底知れぬ音楽への洞察力と表現力を見せつけられ
これから先に進むべき道への希望すら与えられたと思えるほど
感動したのでした。また再演お願いしたいことこの上ない気持ちです。

11月26日、鹿児島おおすみジャズストリート初日。

一夜明けて飛行機で鹿児島へ。
昨夜の興奮冷めやらぬまま向かった羽田空港で
日野皓正さんバンドで同フェスに出演する石井彰さんや、
5Cats仲間の日野JINO賢二、TheFORCE仲間の須川崇志クンらに再会。
数年ぶりに来た志布志市の町はどこか懐かしく、暖かい気持ちになったな。
その夜は和香園というお茶屋の素敵な蔵でハクエイキムとDUO。
この蔵の響きがまたなんとも素晴らしく、サックスとグランドピアノが織りなす音世界が
内省的に深く広がってゆくような、とても心地よい体験をしました。
いただいたお茶も美味。またぜひ来たい場所です。

11月27日、鹿児島おおすみジャズストリート二日目。

志布志を出発してこの日は鹿屋での演奏。
水辺に設営されたステージは石畳を前に、流れる水路を背にいい空間で
道行く人も足をとめるような、そうだ、円形のすり鉢上に客席があるこの感じ、
デトロイトJazzFes.のJCハードオーケストラを見たあのステージにちょっと似てる。
前夜とは明らかに異なる音空間、こちらでは自分の音の響きの座るポイントをつかむのに
少し手こずったけれど、何かを執拗に求めるその意志は演奏にいい影響を与えていたようす。
聞き終えた方からの音への賛辞は演奏中は予想外のことだったので嬉しかったな。

自分たちの出番が終わって、同会場でのトリ、板橋文夫FITのステージを聞く。
最初の一音から、何もかもが違った。
今まで聞いて来たものではない、それは板橋文夫さんというアーティストが
キャンバスに一心不乱に絵を描きなぐるような
時に激しく時に優しく懇切丁寧に、共演する二人の若いアーティストの音を重ねながら
とまることなくどんどん表現を抽出してゆく。溢れんばかりの思いを。自分の心の中にあるものを。
自分以外の何かであろうとしない、表現する自分たちがそこで音を出すこと以外の
何物にも左右されない、自らを懸けた強い意志を全力でいまこの瞬間にぶつけてゆく。
人種も、生まれも、国も、場所も、時間も、時代も、何も関係なかった。
そんな素晴らしい演奏をやり遂げた板橋さんは、人間力を大いに消耗してふらふらになりながら
ステージを降りたように見えた。 本当に凄いものを、見せて、聞かせていただきました。
ありがとうございます。

11月28日、熊本KKRホテル。

今年2度目の熊本KKRホテルでの演奏。通算3度目。いつ来てもここは最高に気持ちいい。
徒歩1分のところにそびえ立つ熊本城のパワーがふり注いでいるに違いない。おそらく。
ハクエイ君とのDUOはいつも本当に充実しているのだけれど
二人とも前日に板橋さんを体験していることが無関係とは思えない
深く覚悟を決めて音楽に対峙する姿勢で演奏に臨んでいたはず。
そしてそれは当然の如く、自分たちも、そして聞いていただいた方々の心にも
深く強く響いたようで、とても大切なことを教えられたのだと感じた
忘れられない一夜となりました。皆さん本当にありがとうございました。

年内あと少しですが、一日一日、全力で向かいたいと思います。

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# by ken_ota | 2011-12-07 01:40
11.11.21 横から縦へ
今日はホント暑いなあ、と半袖のネルシャツで悠々と過ごしていたのに
夜はパーカーにショートコートを重ね着しても普通なくらいの温度差がなせるわざか
宇宙にある無数の星をすべて映し出したかの如き
星降り注ぐような夜空をずっと見上げつつ帰宅した今夜は
西麻布AMRTAで小沼ようすけBirthday LIVEでした。

彼のデビューアルバムが発売されて今日で丸10年とのこと。
金子雄太・大槻カルタ英宣・僕の不動のメンバーで
数えたらキリがないほどのLIVEを繰り広げてきた10年。
早いなあと思うよりも前に、一緒に演奏して来たあちこちの風景が
写真のように鮮明に思い出されて感慨深い夜でした。
おそらく5年以上ぶりに演奏した“All for You”。
夏の野外の暑さのせいで最高音のタンポがキーから外れてしまい
全ての音がまともに出ない状態のソプラノで
最後のフレーズの音を気合いと火事場のクソぢからで捻出した
札幌ジャズフォレストのステージのこととか、
演奏するたび思い出します。トラウマを通り越して最早笑える感じで。
最近は、一緒に何かをやり続けることの素晴らしさをひしひしと感じるこのバンド。
小沼クン10年ありがとう。&おめでとう。

11月はのっけから半月ほどツアー続きで関東不在でした。
牧野竜太郎クンと吉岡秀晃さんとのトリオ旅も
奥平真吾さんのTheFORCE旅も
自分の何たるかを見つめなおし、かつ
理想の先にある何かに近づく充実の時間を過ごすことができました。
今の課題は「横から縦へ」。
イメージを端的に言葉にするならこう表現するしかないのですが
「縦」の良さは上下ともに伸びしろがあることです。

それが具象化された姿を今週のLIVEにも持ち込んで
より多くの何かを表現することにチャレンジしてみようと思います。
日々の勤労に感謝する祝日の水曜日は六本木ALFIEで井上陽介さん加納樹麻クンとのTRIOで
週末の金曜日は御茶の水Naruで石井彰さん俵山昌之さん池長一美さんとのQUARTETで
初の組み合わせでのLIVE2本、ぜひご堪能ください。

土曜日曜は鹿児島、月曜は熊本でハクエイキム君とDUOでのLIVEをおとどけします。

お近くの方、否、遠くの方も
LIVEヘのお越しをお待ちしております。季節柄、お身体ご自愛くださいね。





                                   # by ken_ota | 2011-11-21 04:06
# by ken_ota | 2011-11-21 04:06
11.10.23 月日は百代の過客にして
行かふ年も又旅人也。と芭蕉が詠み
「この旅には終わりはない」と間章が書いたその確信は
3ヶ月更新していなかったこの頁をめくって再び書き始めるにあたって
そうなんだよなあとこの空白(ここでの)を総括するにふさわしく
自分の気持ちにしっくりきて心地よいなと感じている
秋の夜長の午後11時です。

ここが空白となっていた3ヶ月間は
巷では最早公用語の如き使われ方をしている新造語「リア充」の日々で
72本のLIVEとその他諸々。
国内・国外問わずいろいろな所へも行き
これぞクライマックスと思えるような瞬間を何度も体験し
それらを通じて得た自分の中の確信に肉薄してきた気もしていて
次の瞬間こそが待ち遠しい
そんな情熱にくるまれて眠る日々です。

スピリチュアルというのは作品が持つ世界観なのではなく
アーティストの姿勢を表す言葉なのだと思うにつれ
作品ごとに提示(内包)されるテーマも
演者の歩んだ道のりを越えることは出来ず
ゆえにその姿勢こそが最大のテーマなのだろうなと
そこに顕れる全ての根源たる自分を見つめなおせば
おのずと進み方も音も変わってゆくものだなと。

そんな3ヶ月を過ごせたいま
それを糧に明日に進めること
自分を支えてくれた多くの皆様に心から感謝しています。
どうもありがとうございます。

トラックパッドが常に何かをドラッグして放さない状態になってしまったPCも一新し
これまで通りの頻度で【NOTES】更新してゆく所存でありますので
よろしかったらまた読みに来ていただけると嬉しいです。

かなりおおざっぱにではありますが
3ヶ月の大切な思い出の一部を
写真で追想してみることにします。
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7/30(土)青森・南郷Jazz Festivalに出演した「5Cats & Woong San」
個性際立つツワモノ揃いのサウンドを射抜くようなウンサンの歌声は衝撃だったな。

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8/21(日)名古屋BlueNoteでのMusic of SFKUaNK!! 2ndセットでのミラクルは
きっと一生忘れない。自分と仲間とまわりの人の力を信じきる気持ちが不可能を可能にした瞬間。

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9/3(土)アメリカ・デトロイトJazz Festivalに出演したVeritical-Engine。
街じゅうの人が分け隔てなく様々な音楽を各々の気持ちで楽しんでる姿がとても自然で好きだ。

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10/20(木)倉敷Avenueにて関西での演奏を締めくくったDosLunaツアー。
音楽、LIVE、出会い、人生。この旅で教わったことの多さと大切さは計り知れない。




                                 by ken_ota | 2011-10-23 23:45
# by ken_ota | 2011-10-23 23:45
11.07.06 “Family”
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先週末はクリヤマコトさんのCD“Art for Life”発売記念ツアーにゲスト出演させてもらいました。
クリヤさんという方は実に懐が深く、またボーダーレスに何でもさらりとやってのけてしまう
不思議なセンスとチカラの持ち主で、ゆえにその共演者も多彩。
ラテン・ジャズ・ユニットと申し上げればよいのか、その名も“Rhythmatrix”
→前列の男性4人。左から村上広樹(ds)コモブチキイチロウ(eb)安井源之新(perc)クリヤマコト(p)
に、ゲスト:後列左から 僕(sax)NAOTO(violin)&紅一点Akiko(vocal)が加わった1ステージのLIVEの音楽が
難なく一貫性を持ちつつも部分部分はしっかり個々の色に染まっているという不思議。 
理想があるのに、それを押し付けない良さと言いますか、
各人の主張を飲み込んでOKサインを出しながらまとめあげるチカラと言いますか、
とにかく、楽しくも色々勉強になった貴重な時間でした。
何も言われない、ということは自分で気づかなくてはならない、ということでもありますね。
多くの課題いただきました。自分なりに。 ありがとうございました。

例えて言うなら『クリヤ・ファミリー』の一部が、一同に会したLIVEツアー。
そのCDでは総勢27名が参加。でもクリヤ・ファミリー、実際はもっともっと多い。
今回のCDでの企画、アドリブ・コンテストにより新たなファミリーとなるであろう素晴らしい才能にも出会えたし。
多くの人がつながっていて、ひとつの大きなサークルのようになっていて
でも最もコアなファミリーはきっと多くの時間と苦楽をともにした
レギュラーグループのメンバーなんだろなと思います。
最高だね!とか、あーでもないこーでもないとか言い合ったりしながら
そういう時間が人を人を結びつけてファミリーにする。 

TOKU(vo,flh)バンド、SFKUaNK!!、JAJO、富嶽百景、Rhythm of Elementsなどなど
ホントいろいろなカタチで共演させてもらってるこの絆は、僕の人生の宝の一つです。
アルバムデビュー20周年のこのCD&LIVEに参加できて嬉しかったな。 あらためて、おめでとうございます。

そうそう、ここ3年続けてこの季節に、僕の育ててるサンセベリア・シルバーハニーに新芽が出てるんですが
今年はなんと双子!2つも新芽が出てきて、親株の足下で所狭しと競い合うようにぐんぐん育ってゆくので
また株分けしました。
2006年にいただいたのは一番右のビアタンブラー型器(小)入りのちょうどこんな感じの小さいのが1株だったのが
いまでは4株の子供を産み、どーんとそびえ立つ大親株に成長。
2008年最初の子株誕生のときは【これ】
その3週間後が【これ】
1年前、2つめの子株誕生時が【これ】
5年後のいまは5人家族に。5株家族か。 シルバーハニーのファミリーも賑やかで、何だか幸せそうです。
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                                     by ken_ota | 2011-07-06 01:38
# by ken_ota | 2011-07-06 01:38
11.06.30 心晴れやかな雨月
雨雨雨。そして暑暑暑。
ただでさえ梅雨期で湿度が高いこの時期に
20年ぶりに6月の最高気温を更新してしまったそうです。
体温より熱い6月のあとに続く夏を
節電しきれるのかという不安もよぎりますが
皆のチカラをあわせて我が国史上でも未曾有のこの1年を
何としても乗り越えねばならない。僕も出来ることを出来る限り頑張る所存です。暑いけれど。

そんな6月半ばの15日は誕生日でした。
おかげさまで41歳を無事に迎えることが出来ました。
家族、親戚、知人、友達、仲間、
お店やイベント、レコード会社のスタッフ、
僕の演奏を聴いてくれる皆さま、
いやいやそれだけじゃない。
ここまで育って行きて来られたのは
いろいろな学校、会社で働きこの社会を円滑に動かしている
多くの人、その一人一人の尽力のおかげであって
一人では決してこんな風にシアワセに生きてはこれなかった。でしょう。

僕の生まれた日を今年も多くの方が祝ってくれました。
こんな風に年を重ねてゆく人生を全く想像もしていなかったけれど
こうやって、自分の気持ちで誰かにシアワセを与える
その尊さを知っている多くの人に囲まれて生きていることが
本当に嬉しいです。

お祝いメッセージをくれた皆さん、
ライブでハッピーバースデーを歌ってくれたり
ケーキやプレゼントを持ってきてくれた皆さん、
どうもありがとうございました。じめじめした季節の生まれですが
おかげさまで心はいつも晴れやかな6月です。

何歳になったかわかりやすいチョコレートケーキと
僕の好きな豆類&ヨーグルトでできたロールケーキと
ロウソクたてればケーキなの?とHotHouseアキさんにつっこみつつも(笑)
これまた大好物な特製メンチカツケーキ。
どれも美味でした。どんな料理よりも美味しく思えた、この味と喜びはずっと忘れないな。

さてもう7月。初日の今日はBillboardLIVE大阪に行きます。今年3度目の大阪、楽しみです♪

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# by ken_ota | 2011-07-01 03:50
11.05.15 43人のソロLIVE
もう5月半ばですね。ここんとこ肌寒いの逆、肌熱いくらいで
演奏中に汗をかくこともしばしばな季節になってきました。

4月下旬からクリヤマコトさんのツアーと奥平真吾さんのTHE FORCEのツアーで
東海地区をいったりきたりして、東京に戻ったらゴールデンウィーク。
GWは7日連続、計8本ライブ出演しまして、その後も昨日までライブライブライブな日々でした。
震災後から2ヶ月、未だ自粛ムードがエンターテイメントや行楽に陰りをおとすのかと思いきや
ライブは連日大盛況。いやになるくらいの渋滞が起こるほど
多くの人々が連休や週末やアフター5を楽しんでおられるようで
貪欲に人生を全うしようという気概とも思える多くの人のエネルギーが
なんとも嬉しいかぎり。ライブに足を運んでくれた皆様も、本当にありがとうございます。

5/5の午後には、4年ぶりの無伴奏ソロ・ライブをやりました。
単音のメロディ楽器だけで2セット、この特異な音時間はどう考えてもマニアックな印象だし
たとえ数人でも聞いてくれる方がいらしたら嬉しいなと思っていましたが
本厚木Cabinのドアを開けるとそこには40人もの方が椅子を並べて僕を待ってくれていました。
この日はチャリティーということでミュージックチャージは全額、
被災地の方々への義援金として送ることにしていましたが、
こんなに多くの方がそれに賛同していただけたことがとても嬉しかった。

一生懸命吹きました。演奏していたのは僕だけなんですが
この日のライブは40人のお客様とCabinのフジコさんノリコさんと僕、
43人で創ったソロ・ライブだったと思います。

mc¥2,500 ×40=¥100,000 さらにフジコさんノリコさんからの殊勝な申し出により
この時の飲食代トータル¥20,000をあわせた ¥120,000を義援金として送ります。
お越しいただいた皆様と僕らの気持ちとして。本当にどうもありがとうございました。

GW中と翌週には六本木Alfieで日野元彦さん(ds)メモリアルWeekに
5Catsと、日野晧正さんを中心としたスペシャルセッションで2日間、出演させてもらいました。
13回忌となる本年も多くのミュージシャンと詰めかけた多くの方々が
トコさんの店でその意志や思い出を感じられたことと思います。
自分が年を重ねれば重ねるほど、偉大なる先人の凄さをより深く知るようになるなと
最近強く感じています。あたりまえのことかもしれないけれど。

昨日おとついは横浜で2日3ライブ。
MotionBlueYokohamaでは9月にアメリカのデトロイトJazzFesteivalに出演する
大槻カルタ英宣“Vertical-Engine NEXT”の5人が揃いました。この5人では初ライブ。
いまと未来を感じさせる素晴らしい内容だったと思います。
翌日はがらっとかわってアコースティックな僕のNewQUARTETで横浜相鉄JOINUSでライブ。
ツアー以来2回目。何気に久しぶりでしたが、やはりいいメンバーでのいいサウンド、
いい空気感になんとも言えぬ充実感を感じてシアワセだったな。

さてさて来週土曜は御茶の水Naruで 
僕・丈青(from Soil&Pimp Sessions) ・須川崇志(from 日野晧正Band)・大槻カルタ英宣の4人で
演奏します。かなり刺激的なメンバーが集まってしまってかなりヤバいことになりそうな。

皆さまのお越しをお待ちしております。では♪
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# by ken_ota | 2011-05-15 20:26
11.04.21 2つのツアーで里帰り
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  (左から 大隅卓也(as)ハクエイキム(p)大坂昌彦(ds)井上陽介(b)多田誠司/近藤和彦/僕(as) 敬称略)

この10日間は7本のライブに出演していました。その内訳は

4本がレギュラー参加している奥平真吾TheFORCEのライブ
3人のアルトサックス奏者が集った内幸町ホールでのアルトサミット
2本は盟友、大槻カルタ英宣のバースデーライブ、という感じです。

奥平さんのTheFORCEはここのところ
毎回新たな曲にチャレンジしてレパートリーを増やし続ける前向きな感じで
ますますサウンドも充実してきてます。来週はついに初のツアー。
いろいろな方にこのバンドを聴いてもらえたら嬉しいです。

アルトサミットでは多田誠司さん/近藤和彦さんという同じ楽器の先輩お二人と
一緒に吹いたり、別々に吹いたり。3人ともマウスピースがセルマーのOLDなのに
皆、全然違う音でした。スタイルも違うし。
でもやっぱりアルトサックスはいいなあ。相変わらず一番好きな楽器です。

カルタさん(←敬語開始です)のバースデー当日の関内KAMOMEでのライブは
CSテレ朝チャンネル『源流Jazz』の収録が入ったので
後日OnAirされます。よかったらご覧ください。久々のバーチカル・エンジン・コアLIVE。
僕が勝手にスケジュール欄に『Birthday-Engine』と書いてたら
お店での表記もなぜかそうなってて、
カルタさんの意向とは異なるネーミングになっちゃってたかもしれませんが
大勢のお客様と盛り上がったとてもいい時間だったので、もうこのままでいいですか?w

e0038558_247813.jpg翌日の高田馬場ホットハウスでは
いつも来てくださる皆さんと
お店のアキさんと
他にもいらしてくれた皆さんと一緒に
ホームパーティーのような
ほっとする時間を過ごすことが出来ました。
今年で何回目かな?この感じ。
ずっと僕らを支えてくれて
一緒にこういう時間を過ごしてくれる
皆さんに深く感謝しています。本当にありがとう。

今まで自分がその平穏を疑うこともなかった自国とは
まるで違う国に住んでいるような感覚は抜けきらないながらも
自分の日常を予定通りに過ごすことができたり
その瞬間瞬間はそれを最高のものにするためにがんばったり
あとで振り返って反省してまた更なる高みを目指したり
そんな風に生きられる毎日のありがたみを
一日一日ぐっと噛み締めながら
明日も無事にそうあることを願って眠りについて
そして起きたらまた
今日が最後の日になるのかもしれないという覚悟を心の片隅に抱えながら
悔いのない1日を生きようと自分を奮い立たせて外へ出る。

地震がもたらしたものにいいものなど一つもないと思うけれど
自分が過ごしているこの日常は決して永遠ではないのだということを
きっちり自覚して日々過ごすようになったことは
地震によって気づかされた大切なことかもしれないです。

明日からクリヤマコトさんのCD『Art for Life』発売記念ツアー第一弾4Days。
そのまま続くTheFORCEツアーともども、故郷の近くの東海エリアです。
根底から覆されかけた心に、生まれ育った土地の懐かしい雰囲気を再インストール。嬉しいなあ。

その日その日の最高の音を求める、そんな気力みなぎってます。
ご都合よろしかったらぜひ聴いてくださいね。




                                # by ken_ota | 2011-04-21 02:38
# by ken_ota | 2011-04-21 02:38


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