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05.07.25 蝉と花と音楽と
e0038558_18585937.jpgもう蝉(セミ)の鳴き声がするなあ。ミーンミンミンミン。この声が聞こえてくると、少し嬉しい。東京に住んでると蝶やトンボを見ることは少ないでしょ? セミも、その姿は見ないけれど、鳴き声で『あ、セミ。』って、セミが居ることがわかる。僕の育った渥美ではウルサイくらい、たくさんのセミの声が聞こえてきます。

机の上の花が満開だから、写真撮ってみました。黄色のアルストロメリア。花の種類や色は様々だから、花を目にした時の気持ちにフィットするものを買って飾っています。花や植物が部屋にあると、朝起きたときの気持ちがイイ! 部屋に居る時、寝てる時、吸ってる空気が少し変わるんだろな。きっと。
アルストロメリアで思い出した。星野富弘さんの、富弘美術館。そこにはたくさんの『花の絵&ことば』があって、その中にオレンジ色のアルストロメリアが描かれた1枚がありました。タイトル『美しい今』(1990年 作品)。文章のコトバを忠実には覚えてないけれど、こんなようなことが書いてあったような…

『花は咲くまでの長い間、地上で必死に育っているけれど、そのことは何も語らず、今はただ、黙って、美しく咲いている。』

星野富弘さんは事故でカラダの大半が動かせなくなってから、絵を描き始めたそうです。かろうじて動く口に筆をくわえて。でも彼は、そういう個人的なハンデを考慮されて、そういう人なんだという色眼鏡を通して、作品を見てもらいたくないのかもしれない。そういう事情を知らなくても、彼の作品は人のココロを動かす素晴らしいもの。健常な僕が手で描いたってあんな風には描けません、絶対に。『がんばってココまできた』ことを誇りたいんじゃないんだ、きっと。伝えたいことは全て絵に描いてる。絵を見てほしいんだろな、純粋に。

音楽もそう。それを奏でる人の姿カタチは、CDで音だけ聞いてる瞬間にはあまり関係ないもんな。だからココロ震わす音、を探し続ける日々。
昨日、大きな地震がきたとき『もしかしたら終わりかな?』って一瞬思って。でも無事でした。無事でヨカッタけれど、人生の終わりはいつくるかわからないってこと、真剣に考える気持ちにさせられました。地震とか天災は防ぎようがないかもしれない。逃げられないかもしれない。だから悔いの無いように、生きなくちゃ。自分が本当に納得のゆく、感動する音を世に出さねば。出せるうちに。

より美しく咲くためには、そこまで育つための時間と労力が必要なんだ。自分の時間や情熱を賭けることが。それなくして誰のココロにも残るような咲き方は見つからないのかもしれないな。蝉も花も音楽も、同じですね。
# by ken_ota | 2005-07-25 18:58
05.07.19 ピアノもギターも居なかった
e0038558_1855188.jpg誰も空いてなかった訳じゃなく(笑)。そーゆー編成でのLIVEを3回続けてやりました。
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1.sax+drums
2.sax+bass+drums
3.sax+trumpet+bass+drums
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1つ目の『bassの居ないsax/drums Duo』は前にも書きましたが、かなり特殊。僕の吹く内容が、コード進行もメロディも全て決めてしまう。ある意味“Free Jazz”になり易いサウンド。でもそこに居る人に『曲』や『歌』が聞こえてくること。それにチャレンジしました。この先の究極的なカタチは“Solo”ですね。sax Solo。いつかはSolo LIVEにも挑戦してみたいなあ。もっと修業を積まねば!
2つ目と3つ目は、テーマメロディが一人/ハモるの違いが大きいです。でも各人のソロに入ると3人、な『ピアノレスTrio』のカタチは同じ。コード/ハーモニーを細かく決定するpianoやguitarが居ないサウンドは、スカスカで自由な感じ。音数少ない緊張感。スリリングなJazz。僕はこの編成が大好きです。
この“sax Trio”というカタチでの金字塔を打ち立てたのは、偉大なる生きる伝説、Sonny Rollins(tenor sax)。おそらく。“Live at the Village Vanguard/Sonny Rollins”は、そのスゴイ演奏を録音したLIVE盤です。これ以降、tenor sax奏者がこの“sax Trio”という編成で演奏することが多いようですが、最近ではalto sax奏者で挑む人も増えてきました。僕はalto sax吹きですが、tenor saxの演奏を聴いてる時間が多いかも。ロリンズ以外にもJohn Coltrane、Joe Henderson、Wayne Shorter、最近ではJoshua Redman、Mark Turnerなどなどなど。実は高校生の頃にロリンズのコンサートを聴きに行きました。タブロイド版新聞紙くらいのでっかいパンフ、買ったなあ。ロリンズ、デカかったなあ。

そのロリンズ、今秋で引退するらしくて。引退前の最後の公演は親日家らしく日本で、だそうです。75歳。これまでずっと素晴らしい演奏をし続けて来たその気力体力に脱帽。ニュース記事によると『ツアーマネージメントもしていた最愛の奥様が亡くなったこと』も引退要因の一つだとか。そういえば、Cole Porterも妻リンダが亡くなってから新曲は一つも発表しなかったとか…。

音楽は、人間。人の生き方の一つのカタチ。自分の心と無関係には創れない。
聴く人の心に届くのは、音に宿るキモチ。

素晴らしいJazzを、音楽をありがとう。Mr.Sonny Rollins。
# by ken_ota | 2005-07-19 18:54
05.07.10 Organ JazZ!! part2
e0038558_18534960.jpg金子雄太(organ)とのLIVEは久しぶり。7ヶ月ぶりでした。7ヶ月前のLIVEは神谷えり(vocal)ちゃんと彼と僕の3人編成だったな。drumsが居てインスト(=楽器のみ)で演奏したのは実に1年ぶりです。今宵のdrumsは僕らより下の世代の海野俊輔。

リハは軽め。LIVE1曲目でBandが本気で音を出してすぐ気づいた。『変わったな〜。』 金子雄太のorganから、聞いたことないような大胆な切り口のサウンドが聞こえてくる。僕の知るかつての彼の印象より、プレイ全体のスケールが一回り大きくなってるかも。と同時に、初めて一緒に演奏した時の『!』な感じが僕のカラダに蘇って嬉しかった。吹きやすい、安定したベースライン。最近一緒に演奏している海野クンとの相性もイイ。3人でのLIVEは、そのサウンドに夢中になってる間に終わっちゃった。そんな感じでした。
プレイが変わったのは、彼が音楽的に濃密な時間を過ごしてきた証拠。人は、今の自分に満足しなければ、その先に進めるんだ、確実に。もっと大きなシアワセに向かって。

Keith Jarrettが回想したMiles Davisとの会話。
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MD『なぜオレがバラードを演奏しないと思う?』
KJ 『わからない』
MD『バラードが好きだからさ』
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『これは彼が芸術家である証明だ。時には愛する物にさえ距離を置く。Milesは過去にとどまっていい演奏をするくらいなら、ひどい演奏をしている方がまだマシだと思ってた。彼は自分の本心に逆らっても、創造に向かっていったんだ。 -Keith Jarrett』
# by ken_ota | 2005-07-10 18:53
05.07.06 マイクのり
e0038558_18524047.jpg『こーゆー声で喋ってるんだ、オレ。うわー(´△`)』。
LIVEの演奏を録音したのを聴いてて、自分のMCになった時のちょと恥ずかしい気持ち。かなり違うんだよなあ、自分に聞こえる自分の声とは。声帯から頭部内部を伝わって聞こえる音があるから、純粋に、まわりに聞こえてる自分の声だけをリアルタイムで聞くことは出来ないんですね。

管楽器の音もそれに近いもの、あるかも。ノドとか口使って吹くから、口内から耳に伝わる音、やっぱあるよなー。好きな位置や好きな音量でアンプから自分の音が聞けるギターとか、羨ましい。

さらーに!saxとかtrumpetとかはベル(『朝顔』ともいう)が自分側向いてないから、自分に聞こえる自分の音は、吹いてる場所の音の響き方によって違ってくる。あーあ。だから『箱鳴り』=部屋の響き、がイイ所では練習しないようにしてます。自分の音の良くない部分が聞こえないと、そこに気付けないし直せないからなあ。
それでも。それでも、各部屋/各店/各ホールにはそれぞれの響きがあって、そこここで良さげに聞こえてても、これがスタジオでマイクに向かって吹くと『あり?』みたいなことがアリマス。お店やホールでもマイクを使う場合には似たようなこと有り。ナマ音も一緒に客席に届くくらいの広さのお店、ならまだいいけれど、マイク→スピーカー経由の音しか届かないような、大ホール/野外フェス系シチュエーションならスタジオと同じ。マイクに入る音、それで勝負が決まるわけですね。

でも、今まで聴いた素晴らしいミュージシャン達は皆、どんな場所で演奏しても、どんなPA(音響)システムで吹いても、自分だけのイイ音出してたな。今や『生きる伝説』の一人、Lou Donaldson(alto sax)は、NYCのVillage Vanguardで聴いた時も、BlueNoteTOKYOで聴いた時も、ウチでCDで聞くあの『ルードナ』の音だったもんなー。2000年を過ぎた今、これだけ多様に変化した音響設備のもとで、1950年代に吹いたり録音してた自分のサウンドを変わらず出せることにビックリ! マジ感動しました。
つまり彼らは、どんな状況下でもバッチリ!な音をsaxのベルから出してるわけです。マイクにのっても、ナマで聴いてもOK♪な音。
 …と、いうことで今日はマイクをつけて個人練習してみました。っって、アホかー!!(苦笑) ただでさえ練習場所に困る音の大きさ。なのにマイク付けて吹いたりしたら、さぞかし近所迷惑に…。
そこは考えました。要は『マイクにのった音』だけ聞きたいのです。吹く部屋の鳴りとかも少なく、マイクに直接入る音だけ。
だからsaxからマイクに入った音を『外音遮断系イヤホン』で聞きました。口内伝達音は消せないけれど箱鳴り部屋鳴りはcut。ナルホド。
『こーゆー音で吹いてるんだ、オレ。うわ〜。』

この音がもっともっと自分の理想に近づけば、スタジオでマイクに向かって吹く時でも、より自然体な自分で居られるかもしれないなあ。

今日は『マイクのり』を少し追求してみました。
# by ken_ota | 2005-07-06 18:52
05.06.28 Ray Charlesの夜
e0038558_18564744.jpgコール・ポーターの映画も観ましたが、レイ・チャールズの映画も観ました。で、コール・ポーターの曲ばかり演奏したLIVEの話は前に書きましたが、ゆうべはレイ・チャールズの曲ばかり演奏したので、また書いてみます。

“Soul Searchin' Talking”というTalk&LIVEイベントは今回が4回目とのこと。毎回1アーチストを取り上げ、いろんな情報を話や映像で紹介しつつ、あいだにそのアーチストの曲のLIVE演奏もある。何とも盛り沢山な内容のイベントです。主催&Talkの吉岡さん、島田さん、コメンテーター内田さんのファンの方も多いようでお店は満席。イベントは回を重ねるごとに大きくなっているようす。で、今回は“Ray Charles”の回でした。
演奏のメインパフォーマーはKaleb James(piano,vocal)。歌もピアノも上手い! 先月、Jino Sessionで一緒の時も歌ってたけど、今回も弾き語りの実力を遺憾なく発揮してたなー。素晴らしい。彼と僕のDuo演奏でイベントが幕をあけ、その後TalkやVideo上映。Jamey Foxxが主演男優賞を受賞した時のコメントには思わず涙。心から出るコトバには人の心を動かすチカラがあるんだなあ、やっぱり。
そしてここで、一人目のGuest Performer登場。日本のLittle“Stevie”とも呼ばれる驚異の16歳、木下航志クン(piano,vocal)。“Georgia on my Mind”など3曲を熱唱しました。いやー、スゴイ。ミュージシャンが練習/鍛錬を重ねて自分のものにする、歌や音の『心地よいサウンド』というものがあると思うんですが、その心地よさの先にある、ハッとするような深み。それが彼の歌声にはあります。感動しました。
休憩をはさんで第2部にはもう一人のGuest Performer黒沢薫さん(vocal from “Gospellers”)登場。いやー、懐かしい。というのは僕が大学生だった頃、ゴスペラーズの皆さんも同じ早稲田大学生で、学園祭で聴いたり聴かれたりしてたんです。リーダー村上クンはかなりのJazz好きで当時の僕の演奏もよく聴いてくれてたし、学食でご飯とかも一緒に食べてたし。たしか、その頃ゴスペラーズは6人いたよね?って黒沢さんに話したら、当時のメンバーで今いるのは村上君と彼だけとのこと。ナルホド。彼とKalebと僕とで“Unchain' My Heart”を演奏。さすがにウマい!人の曲をこんな風にカバーしても自分の歌のようにしてしまう実力。ホンモノです。そのあとGuest2人の共演。黒沢さんと木下クンのハーモニーとか、かけあい。ヨカッタなあ。僕はsax吹きでsaxを吹くのが大好きだけど、歌えるのっていいなーって思わせられる、そんな素晴らしさでした。
最後は全員で2曲。お客さんもちゃんとわかってて、call&responseで歌ってくれて盛り上がったなー♪

イベント終了後も出演者の皆さんハナシはつきないみたいで(笑)soul musicや健康について語り明かしました。子供のように、というか子供以上に音楽やファッションその他に情熱を燃やし続ける大人たち。皆さんカッコいいです。

Cole PorterもRay Charlesも、その作品や演奏で世界中の人をHappyにしてる。彼らが亡くなった後の人達の心や人生まで動かすチカラ。
そういう音楽を生み出した偉大な先人の人生を少し知れたことがとてもウレシイ。明日も頑張ります。
# by ken_ota | 2005-06-28 18:56
05.06.27 青森Jazz Trio×3
e0038558_18512066.jpg『3人』って何か不思議。『1人』×3の集合体。でも、その中身は均等に2分割できないから、分けるならばやっぱり『1人(個人)』になっちゃう。つまり3人一緒か、一人ずつか。でバランスをとる集まり。2:1に別れる『3』は集合体としては不安定で、3人の時に感じる、未知の可能性みたいなものを欠く気がします。対等な個人×3の【Trio】は、4人(Quartet)の時ほどは完成出来ないことを『自由』と捉らえて、常に変化を求めるTriangleな感覚を楽しめる、そんな不思議な編成です。
青森で行われたコンサート“Swany Jazz Story”にはTrioのBandが3つ出演しました。
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1.Tommy Campbell(drums)河合代介(hammond organ)太田剣(sax)
2.クリヤマコト(piano)納浩一(bass)大槻Kalta英宣(drums)
3.渡辺香津美(guitar)天野清継(guitar)本田雅人(sax)
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ここ数年で最も共演している大槻カルタと別Bandで同じ場所に居る、って珍しい。お互いの演奏を久々に客席で聴きました(笑)。
今回はTommyのBandも3人なので、予告通りエフェクター持参で一人多重音演奏もしちゃいました。河合さんの演奏もゴキゲンだし、TommyもLong Drums soloで客席を湧かせてたし、しょっぱなツカミのBandとしてインパクトあったんじゃないかな?
続くクリヤさんのPiano Trioは多彩な選曲で『今』を感じさせるサウンド。ダイナミックで美しい演奏でした。来月またクリヤさんと共演させてもらうのが楽しみ。
トリは香津美さんの変則2ギターTrio。天野さんとはこないだご一緒させてもらったばかり。本田さんを聴くのは2年前の札幌以来。香津美さんは初めてでした。drumsもbassもいないけれどguitar2人によるリズム/ハーモニーの支えがバッチリだから問題なく、というより前2つのBandとは全く違う音楽構造が新鮮に響きました。3人ともサスガの超絶プレイです。見習わねば。

今回の3Bandの並びも粋な配慮を感じました。コンサートが進むにつれ、アコースティック感が増え、Band音量は減っていく。そしてアンコールは9人全員でSession。これがまた絶妙。各楽器が2人ずつになるんですよ。2sax/2guitar/2keyboard/2drums。OrganだからBassも2人居ることになるしね。9人だけど10人になるわけです。3×3=? ある意味、冒険的な企画のこのコンサートは大成功だったんではないでしょうか?
終演後、メンバー全員のサイン会に長蛇の列。いやー、あんなにたくさんサインしたの初めてかも! 青森は、現地スタッフの皆さんの日頃の努力によりJazzが定着してる感があるなあ。素晴らしいコトです。また行きたいなあ。

…と、久々の青森に、思いをめぐらせた戻りの電車内。ですが5分後には寝てました(笑)
# by ken_ota | 2005-06-27 18:50
05.06.20 Organ JazZ!!
e0038558_18503769.jpgウヒョー!って思わず叫んでしまうサウンド。それがHammond Organ。Jazzを聴き出した割と初期から好きでした。初めてOrganと一緒に演奏した時、思わず『ウヒョー!』って唸ったな、たしか。その時のオルガニストは名手、金子雄太。

同世代の彼とはstreet liveもよくやったし、同じオムニバスCDにも参加したし、小沼ようすけ(guitar)のBandでも一緒だったしで、かなりの共演回数があります。お互い知り尽くした感もあります。(笑) そんな腐れ縁を抜きにして、素晴らしいorgan奏者が同世代に居るってことはorgan好きとしてウレシイですね。でも彼以外のオルガニストとはほとんど共演したことがなかったんですよ、実は。

で、ゆうべ&今夜のオルガニストは、河合代介さん。今まで1度だけしか演奏したことがなかったけど、今月は3回LIVEでご一緒させていただくわけで、うち2回が終わったとこです。いやあ、『ウヒョー!ウヒョー!ウヒョー!』ですよ、もう。スゴいなあ。Jazz Organ Soundを熟知してる、なんてもんじゃないですね。Hammond Organを縦横無尽に弾きこなすそのテクニック。スケールでかい!参りました。Tommy Campbell(ds)は、かの偉大なるJimmy Smith(organ)の甥っ子だけあってOrganにはウルサイはず。河合さんはそのTommyをも唸らせる名手なんですね。 昨日今日は西尾さん(trumpet)を加えてQuartet。今週末はTommy/河合さん/僕の3人で青森に行きます。楽しみー。エフェクターとか使っちゃおっかなああ。ワクワクワク♪

ハナシは変わって。細かいことですが、最近リードを換えて吹いたりしてます。ここんとこずっと《Marca Jazz》というリードをずっと使っていたんですが、昨日まで10日間《Rico》を使用。で、今夜は《LaVoz》でプレイしました。メーカーが違うと、その吹奏間もバラバラなので音のコントロールに四苦八苦。しかも同じようで微妙に違う『出音(でおと)』。自分に聞こえる音が違うので、頭/ココロに鳴ってしまうメロディーも変わってきて、結果、演奏も変わる。今の自分に出来ることは今の自分の『ベストプレイ』だけれど、明日の自分はその先に居たいから、今まで自分が身につけたモノに固執せずに容赦なく変わっていかなきゃな。モチロン良い方に。良い方に。

生き物は『今を維持しようとするチカラと変えようとするチカラ、その矛盾する性質を同時に持つ』のかもしれません。何かを『素晴らしい』と感じる自分のセンスを信じつつ、それ以外の『もっと素晴らしい』何かの存在を求めて。毎日、最高の『ウヒョー!』な自分になれるよう、
僕は頑張ります。
# by ken_ota | 2005-06-20 18:49
05.06.17 また一つ大人に...
e0038558_18492445.jpgなれたかな?

『大人』って言葉で表現するのはあんまり好きじゃないけれど、少しでも『昨日よりイイとこ増えた自分』になりたい。そう思いながら、練習&演奏を繰り返す毎日です。 しっかし、ここ1週間はハードでタイトなスケジュールでした。
関内→鎌倉→茨城→御茶ノ水→長野→銀座→舞浜→六本木。移動だけでもなかなかの距離。かつ、2本を除いて他は全部、僕仕切りのLIVEだったんです。選曲考えたり、その他もろもろ『時間のゆとりないな〜』って感じ。気持ち的には少々テンパり気味だったかもしれません。

でもこの8日間、各日の演奏の充実ぶりはハンパじゃなかった。ホントに、ミュージシャンと聴いてる皆さんが音楽でフックしてる感じ。前にも書いたけれど、そこには『いい循環』がありました。僕らの演奏が皆さんに心地良いモノとして受けとめられて、皆さんの拍手や声援が僕らの気持ちを熱くして演奏は良くなってゆく。僕は多くの皆さんに支えられて生きてるんだってことを痛感した1週間でした。

一緒に演奏したミュージシャンも、みんな素晴らしかった。御茶の水【Naru】ではacoustic Jazzのswing beatを掘り下げるべく、今泉さん(p)上村さん(b)広瀬さん(ds)らツワモノに囲まれstandard曲にトライ。三人の先輩はサスガの上手さ。その翌日、上田市【Loft】のClub sessionでは、踊りに来た多くの若い音楽ファンを前にしてgroove魂を炸裂させてみたり。ようすけ(g)竜太さん(b)カルタ(ds)でのLIVE、ヨカッタなー。またやりたい。 そして翌日、銀座

【Swing】は初顔合わせSession。新澤さん(p)は学生の頃から知ってるけど、天野さん(g)と土井さん(b)は初めて。曲を持ち寄ってやったんだけど、これまた楽しかった。初めてでもこんなにWorkする。お互いを音で知って、より良い音楽を創ろうとする気持ちが皆にあったから、あの夜はイイ演奏になったんだな。でもって、大槻カルタVertical-Engine@舞浜【Ikspiari】。ここでは久々にエフェクターを駆使してみました。一人4管とかやったりして。大きなステージで皆、個々に実力を発揮してて、スゴくイイLIVEだったなあ。録音聞きたいな。

で、ゆうべの太田剣4tet@六本木Alfie。雨にもかかわらず満席のお客さん。嬉しかったなあ。ノブ様(p)チョースケ(b)カルタ(ds)の実力派3人なのをイイことに、いろいろなリズムの曲をやってみました。3拍子、7拍子、アフロ、16などなど、何でもOKなリズムセクション。4人しか居ないのに、多様なサウンドが出せたかも。アレンジ変えてやったカルタ曲“snarl”も個人的にツボ。飛び入りしてくれたJay(vo)K.D.Brosia(vo)の男ツインボーカルもかなりいい感じで気持ちヨカッタです。

こんなLIVE漬けの日々のなか、昨日、誕生日を迎えました。前日も当日も、多くの人に祝ってもらって本当にシアワセ。ホントにホントにありがとうございます。人には、人をシアワセにするチカラがあるってこと、わかってたつもりだけど、それをグッと体感しました。
ゆうべを含めたこの1週間。僕は皆さんの拍手や声援や、全員で歌ってくれた“Happy Birthday”を忘れない。ずっとずっと。

僕も、人をシアワセにする人間になりたいと思います。聴いてくれる人がシアワセな気持ちになるような演奏をしたい。一つ年を重ねる=また新たな歳の自分の始まり。毎日経験する多くのこと、めぐりあう多くの人、ココロが揺れるほどの感動、それらが自分を変えてゆく。何事にも初めて接するような真新しい気持ちで臨もう。おそらく、どんなコトにも自分をより良くする『何か』が見つかるはず。

人って、人間ってイイな。
# by ken_ota | 2005-06-17 18:48
05.06.08 ただいまsax調整中
e0038558_18481363.jpg今日は午後からリハ@吉祥寺。…が終わって、夜のLIVEまで時間に余裕があるので、楽器の調整に新宿に来ました。行きつけの【ヤナギサワCROCHE(クロッシュ)】は新宿[PIT INN]のあるビルの2F。
saxに付いてる沢山の部品(パーツ)は細かい調整が必要で、そのバランスが崩れると吹いてて『?』な感じになります。落としたりブツけたりしたら即アウト。ケースに入れてても落としたりしたら中のsaxはアウト(小)かも。saxの近くを通る時は、くれぐれも触れないように気をつけましょー。値¥の張るものですから(泣)。

そんな微妙な楽器だけに、マメに調整に来なくては!…と思いつつも、ちょと間が空いちゃうことも。でも『これからしばらくLIVE続きの日々だな〜』な、今日みたいな時はなるべくなるべく楽器を診てもらわねば! 調整してもらった楽器を吹くと『ホッ』と一安心。やっぱり、どんなものでも状態がイイにこしたことはないなー♪ あまり良くない状態のまま使ってたのを見せて驚かれ、お叱りを頂戴することもありますが(苦笑)それは『憧れの職人魂(→3/26【NOTES】参照)』です。
『モノ』に接するプロの愛情です。デリケートな楽器、もっと大事に扱わなきゃなー。

さて、楽器イイ感じにしてもらったし。はりきってLIVEに行ってきまーす♪

あ、でもオナカすいた…(困)
# by ken_ota | 2005-06-08 18:46
05.06.01 sax吹きの宿命
e0038558_1847497.jpgいや〜、こないだの柏[Nardis]でのLIVEは楽しかったなあ。来ていただいた皆さん、どーもありがとうございます。吉田桂一さんのpianoから出てくるJazzyで粋なメロディの数々。いやーカッコいい。広瀬潤次さんのスリリングなswing beatと、安田幸司クンのステディなベース。この初顔合わせのリズムfeelもヨカッタな〜。お店のアコースティック感溢れる響きも好きだし。何もかも気持ちよい環境に囲まれて演奏できたシアワセな夜でした。
翌日は高田馬場[HotHouse]で大槻カルタとDUO再び。カルタ(さん←しつこい?;笑)のdrumsサウンドも落ち着いててヨカッタなあ。自分的にも、前回よりもうまくフックできたんじゃないかな?な感じ。演奏してる二人の脳内には普通に流れているハーモニーを、どれくらいサウンドさせたらカッコいいのか? 逆にサウンドとして、あえて提示しない部分をどれくらいにしようとか、いろいろ考えつつも、自然と聞こえてくる音の流れをsaxに乗せて吹きました。次回はもっと先に進めるかな? いや進まないと!

聞こえてくるモノを瞬時にsaxで吹くために日頃の練習は欠かせないですが、楽器はいろいろな要因で微妙にコンディションが変わるのでタイヘン。自分のカラダのコンディションや、気温/湿度といった環境の変化など、どの楽器にも左右する要因もあるけれど、saxは他にもイロイロイロイロあります。マウスピース/リガチャー(マウスピースの締め金)/楽器本体は、モノを決めて長年使えるけれど、マウスピースにとめて使っているリード(葦)は消耗品。吹くごとに少しづつ状態は変わってゆき、そのうち『限界かなー?』なコトに。同じメーカーのリードを買っても、天然モノゆえ1枚1枚のバラつきがあって、同じ音にはなりません。演奏するときはいつも出したい理想の『音』があるけれど、リードの質という『不確定要素』からは逃れられない。だからそれに多少左右されても理想の音を出せる、『自分』の確かな吹奏技術が必要になるわけです。

極端なハナシ、どの楽器を吹いても自分の音になる…ことはなると思うんですが、出来るだけ吹きやすい状態で理想の音を出したい。とてもリラックスした自分、で吹いてイイ音になるように。楽器のコトにストレスがなければないほど、より『音楽』に集中できるから。吹いてる自分にストレスがない音の方が、人の耳には自然に聞こえると思うんですよね。だから、より自分にあった楽器のセッティングを見つけて、それをキープしつつ練習して、自分のスキルを高めて、求める最高の音に近づいていきたい。交換せざるを得ないリードの状態に左右されても、変わらず人のココロに届くイイ音めざして。

写真は僕のリガチャー箱。これも、変えると音が全然変わってしまう厄介なパーツ。愛用品が壊れて別のに変えたりすると、
そこからまた『新たな自分探しの日々』が始まっちゃうのです…トホホ。
# by ken_ota | 2005-06-01 18:42


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